透析 徐水不足による体内への残留水について
1.はじめに
透析患者の死亡原因の第1位は、心不全でしょうか。インターネット上の透析相談では、心不全への
相談が多いように思いました。
http://www.e-touseki.com/sp/ans.php?p=313 における相談例もその一つでありましょう。
私が、通院していた透析専門病院でも、実際に透析中にお亡くなりになった方は、無いようですが、
大部分は、家で、最終透析大病院にてが多いのでしょう。お亡くなりになった方を、私は、現在まで
に数人位は、聞き及んでおります。
透析 徐水不足による、体内の残留水分等が、肺の周りに存在(胸水)したり、心臓周りに存在した
り、肺の中に存在(肺水腫)したり、浮腫として皮下に存在したりして、心臓に負担をかけ、挙句心不全
を発症し、死亡される場合があるという。かく言う私も、三ヶ月毎に胸水の存在を引き起こしているのが、
いつものパターン。私の主治医は、胸水と言われているようですが、初期の頃一度は、肺の石灰化で
あるとも言われていましたが・・・。
こうした体内の残留水の存在は、腎臓を悪くした透析患者一般の大きな問題でありますが、透析患者
本人の水分管理が適切になされない場合に起こる透析 徐水不足から引き起こされる事とDW(透析患
者の生存に適した理想体重)が適切に設定されていない場合に起こる徐水不足は、結果としては、心不
全という結末に至る事は同一ではありましょうが、その透析過程に大きな違いが、存在している事に注目
して欲しいと思い記述する事に致しました。
2.透析患者本人の水分管理が不十分な場合は、本人に100%近い責任があろうかとは思いますのでここ
での記載は、割愛致します。
3.病院によるDW管理が不適切で、透析時間内での徐水が出来うる状態での透析患者の体内残留水分に
ついての症例 ー 私の場合 −を記述いたします。
拙稿 http://jp2kik.web.fc2.com/tousekidataNo.2.html からの抜粋です。・・・平成21年〜23年頃
「 オンラインHDFの透析ははじめての経験でどのような血液検査データとなるのか楽しみでした。そのH21/4/20の結果
は、以下のようでした。
透析前 透析後
尿素窒素(mg/dl) 62 21
この時のKt/vは、1.26 で、透析条件
クレアチニン(〃) 11.5 4.65
は、前の病院と同じで、透析時間 4時間。
カリウム(mEq/l) 4.5 3.4 QB 250.QD 500前後.針 17Gであった。
カルシュム(mg/dl) 8.8 9.9
リン (〃) 4.9 2.9
B2-MG (μg/ml) 21.8
5.5 B2−MGの除去率は、 75%と大幅によくなりました。
i-PTH 210 ( オンラインHDFの透析の売りは、このB2−MG
の除去のよさかと思います。)
ヘモグロビン(g/dl) 10.9
ヘマトクリット 32.4
i-PTH値が、210という高い値を示していますが、これは、この当病院へ転院して、かってオキサロールを使用していま
したが、ロカルトロールという当医院推奨のビタミンD活性剤に変えた為でしょう。その後、私の希望を聞き入れて頂き、
オキサロールに変更してからは、基準値以内に収まっております。(後日、記載)
また、このオンラインHDFでの透析で、顕著なことは、血圧値の変化です。以前の血液透析病院での透析では、いかにし
ても、血圧が、最高圧で、130以下になったことがありませんでした。最低圧は、常時100以下になったこともありませんでし
たが、血液濾過透析をするようになって、一気に血圧が、適正値になったことです。最高値は、110前後、最低値は、何と
100を切るではありませんか。諸々の血液濾過透析の文献を読むと血圧値が適正値もしくは、低くなると記述されていまし
た。確かに、その通りでした。が、この最高血圧値が、100前後になると、困ったこともおきました。少し散歩をすると、首の
付け根の後ろが異様に痛むようになったことです。動かないでいると収まりました。この症状を病院では訴えましたが、適
切なアドバイスはありませんでした。こうした人体の不思議さについては、ドクターといえども全て理解はできないのでしょう。
経験値の知識や技に依存しているのでしょうか。
やむを得ず、日本にある血液濾過透析の病院の一、二ヶ所の院長先生宛、メールを送りましたが、一件のみ返信があり、
参考にさせていただきましたが、残念ながら、これも的を得たものにはなりませんでした。でも、メールを下さった院長先生
には、後日お礼のメールを送りました。
、しばらくすると(それでも数週間はかかったかと)、ある日突然、収まりました。何が原因であったのかとうとう分からずじま
いで終わりましたが・・・。
ひょんな事から、収まった原因らしき事の答らしきものに思い当たれました。
平成25(2013)年8月、某市民病院のかっての主治医の方から、この頃また同様な症状を呈していましたので、何気な
く症状を話しますと、Drから思いもかけない事を聞く事になりました。それは、「除水のし過ぎではないか。」という一言であり
ました。すぐ、翌日の透析からDWよりやや除水量を緩くする為400g残す事にしました。しばらくそうした透析をしていますと、
首の付け根の痛みは、どれだけ歩いても起こらなくなりました。元主治医Dr曰く、「DWより1%位緩くしても」という言い方で
はありました。
その時の私のDWは、78.5Kgでしたから 1%とは、7〜800gでしょうか。その半分くらいを緩くしたわけです。」
<< この時点では、徐水過多であり、私自身の体には、残留水分は、存在していないと推測出来ましょう。>>
拙稿 http://jp2kik.web.fc2.com/tousekidataNo.3.html からの抜粋 ・・・平成24年頃
{ DW(現在 80.8Kgですが、月曜日は、どうしても透析が2日あくので体重が増加し易く、(H24/3/26
透析前 83Kg
透析後 81.4Kg)本来なら除水は、2.2Kgと食事分(0.5Kg)+生理的食塩水(0.3Kg)返しで併せて3Kgだった筈。
この日の除水量は、実質1.6Kgであり、残しは、0.6Kgでありました。不思議なのは、本来3Kgの除水でありますが、
結局 3ー1.6=1.4残っている筈。実際は、1.4−0.6=0.8Kgが合いません。自身で、透析後尿として放出したの
は、150ml(約0.2Kg)程度。それでもまだ0.6Kgが、不明。やや気温も上がってきていますから、5時間透析で、ベット
では、薄い布団をかぶせていますから、自然と水分を放出したとすれば、0.6Kgだったのでしょうか。
透析機械は、きっかり働いているとすれば、何なのでしょうか。透析技師さんには、何故と問いかけていますが・・・・・。
一つは、病院食の食事量(一応500gと勘案されているようですが・・・)が、いつもきっかり500gであったのかと言う事。
ナースさん曰く。「病院食担当には、きちんとしてと言っていますが・・・。後はごにょごにょと・・・。」この辺りにあったのかも
知れません。真相は、闇の中でしょう。}とこの当時は記載していたようです。
<< その後、就寝前の体重と翌日早朝の体重を量り、約0.5Kg程度の発散を確認致しました。これかも知れません。>>
拙稿 http://jp2kik.web.fc2.com/tousekidataNo.4.html からの抜粋 ・・・平成24年頃
{
血液検査データ H24/9/3。 血液検査データ H24/9/24
血液検査データ
透析前 透析後 透析前 透析後
尿素窒素(mg/dl) 57 12
尿素窒素 52
12
クレアチニン(〃) 12.38
3.47
クレアチニン 11.29
3.33
カリウム(mEq/l) 4.2 3.1
カリウム 3.8
2.8
カルシュム(mg/dl) 8.6 10.0
カルシュウム 8.9
9.5
リン (〃) 5.7 2.1
リン 2.9
1.5
尿酸 9.2 1.5
尿酸 7.3
1.3
β2−MG
ヘモグロビン(g/dl)
11.0
ヘモグロビン 11.0
ヘマトクリット 33.0
ヘマトクリット
33.7
心胸比 48.9
3ヶ月前は、 48.6
i-PTH
178 i-PTH
138
Kt/v値 1.78
Kt/v値 1.64
QB 300 QD 600に近い
透析条件等は、全て前回に同じ。
ダイアライザー ニプロ MFX-25s
eco
針 16G 5時間透析 補液 10リットル/時
8月中ごろ過ぎからは、畑での作業は、作物の収穫のみではなく、収穫の終わった野菜類の後始末と、草取りに明け暮れ
家の中にいても、お盆過ぎまで、家のクーラーの調子が今一。電気代だけいって、まったく用を成さない状況でありました。
クーラーが直ったのも、お盆過ぎ。畑で、汗を一杯かき、家では、座っていても汗がでるという状況でした。熱中症にならない
よう、こまめにお茶を飲んでいましたが、7月末くらいから、透析日の透析前体重は、DWにだんだん近づき、8月以降は、DW
と同じ体重になってしまい、果ては、DW以下の時も出てくるようになりました。ナースさんから、食事は取れていますかと聞か
れる始末。少し食事量は、減ったかも知れませんが、食欲もあり、よく食べていたと思います。それでも、透析日の体重は、以
前と比べ、減少傾向でありました。お水も、かなり飲んだつもりであります。それでも、尿は、よく出なくなっていました。経験的
にそう思えます。9月に入り、やや透析前体重は、増加傾向になり、尿も、8月と比べ、弱冠出が、よくなったように思えます。
<< このような状況でも、DWの変更もなく、DWが適切かどうかの各種検査も省略されていたようです。>>
9月に入り、畑では、秋に向けての耕し、堆肥入れ等の作業があり、透析のない日は、ほとんど毎日、朝の太陽が出る1時間
から2時間、休み休みではありましたが、作業をし、夕方も、同様の作業の連続。腰も痛くなり、湿布薬を頂きました。
9月8日で、おおよその畑の作業は、一段落。次は、秋野菜の種まきが、待っております。
こうした中、自身でDWも低下しているのではと推量し、8月中旬以降は、意識的に、自分でDWを低くし、除水量を0、1〜0.3
Kg分増やして 透析時 除水して貰っておりました。9月も同様であります。
<<8月以降9月でも私のDWに対する病院の対応は、されていなかった。自身で対応するしかない状況が読み取れます。>>
夏場は、汗をかきやすい。やはり、DWを甘めに設定すべきであったかも知れません。沢山お茶を飲んだと自分では思って
いますが、やはり、汗として出る量と飲む量のバランスが、取れていなかったかもしれないという事が、1点。それと、除水量を
7月と同様に8、9月にも適用し、自身で勝手にDWを下げ、やや多めの除水をしていたのではないか。( 6月の心胸比、48,6
9月 48.9 )であり、除水のし過ぎとは、思えない結果であり、まだもっと徐水すべきであったのでしょう。
< 中途 省略 >
後1点。透析時の体重が、DWに近づいていった現象を夏ばてに当てはめて考えていますが、体の中の、何かの炎症と考え
ることも出来ますが、血小板の極端な増減もない点。(「CRP」が高い。二桁以上とかについては、確認していませんが、検査
結果は − であります。)まずは、考えてもいません。やはり、夏ばて以外には、考えられないでしょう。( 平成24年9月9日
記述 )
何かの炎症ではという点について、「コリンエステラーゼ」でも検査して頂き、数値255U/Lであり、基準値以内でありました。
ここのところ、3回くらい、チャンバー内の残血は、静脈側は、きれいになりましたが、まだ、動脈側は、薄くチャンバー内面に
血が付いています。以前と比べれば、かなり良くはなっています。除水量をDWから300〜500ml分残すように除水をしてい
るからでしょうか。まだ完璧ではありませんが・・・。9月末の水曜日からQBを305mlに変更して頂いております。 (平成24年
9月25日 記述 )}
<< この記述からは、DWは、本来病院側の主要業務のように思いますが、患者本人の要望をかなり大胆に取り入れら
れる状況が読み取れます。本当は、病院側でして頂けると良いのですが・・・。>>
{ コリンエステラーゼの検査値は、238U/L 標準値内のようです。しかし、日内変動や運動の影響はありませんが、睡眠薬
や緑内障治療薬(降眼圧薬)、抗血栓剤などでは数値が下がると言われ、私は、緑内障の点眼薬を毎日使用しており、ヘパ
リン(抗凝固剤)も使っていますので、もしかして、もう少し本当は、高い値であるのかも知れません。 コリンエステラーゼ(ChE)
は肝臓で産生されているので、ChE値が基準値を下回っている場合は、急性・慢性肝炎、劇症肝炎などが疑われ、著しく低いと
きは肝硬変や転移性肝がんが疑われるという。
逆に、急激に増加した場合はネフローゼ症候群の疑いがあり、高値のときはそのほか甲状腺亢進症、脂肪肝、高血圧症、
糖尿病などが疑われるという。とすれば、今の所、そうした心配はないということでいいのでしょうか。(平成25年1月28日 記載)
参考までに、コリンエストラーゼ値の推移を記載しておきます。
現在の透析病院ではない所の記録では、次のようでありました。
平成5・8月 9月 10月 11月 平成6・1月 2月 3月
コリンエステラーゼ値
4942
5719
5171
5380
5132
5801 5456
IU/ℓ 基準値 3500〜8100
透析病院の記録
平成22・9月 23・1月 23・5月 23・9月 24・1月 24・5月 24・9月 25・1月
コリンエステラーゼ値 248 247 267 244 282 259 255 238
U/ℓ 基準値 200〜465
平成25・5月
コリンエステラーゼ値 252 }
拙稿 http://jp2kik.web.fc2.com/tousekidataNo.5.html からの抜粋 ・・平成25年頃
{ 只、肺のレントゲン写真で、右肺下が、すっきり写らなくなったのが、6月の初め頃。レントゲン技師さんに直接お聞きした
時には、少しびっくりしました。3ヶ月前までは、綺麗に両肺ともに写っていたと理解していましたから。所が、7月に再度レン
トゲン撮影をした時、まだ同じような状況でありましたから、私は、除水量不足ではないかと考えています。Drからは、思い
もかけない診断が下されました。「右肺下の影は、石灰化ですね。」と。もう少し詳しくお聞きしますと、「これは、肺に水が、
溜まり、長い間に、炎症を起こし、血管の石灰化ではなく、カルシュウムが沈着したからではないか。」と。私の聞き間違い
でなければ、このように聞き取れました。私の肺が、綺麗に写っていた最終は、「前年の10月であった。」とか。当病院で
は、患者に直接レントゲン写真をみせないで、よかったですよ。とか、心配いりませんよ。という言葉賭けで終わります。
心臓の大きさも、レントゲン撮影後、患者から聞かないと答えられないのが通例のようでした。そのレントゲンも、3ヶ月
ごとであり、DWの検討も当医院では、その結果3ヶ月ごとでありましょうか。
更に、「この症状は、回復するのでしょうか。」とお聞きしますと、「日にちが経てば、直ると思います。3ヶ月後に、もう一
度レントゲンで、確認しましょう。」と。「DWは、そのままでいいでしょう。」とも言われました。要するに、肺のなかに水が溜まっ
ているのではなく、石灰化のせいであるという認識のようでした。
<<確かに平成25年3月の胸部レントゲンでは、肺は、きれいな形で写っていた。それなのに、肺の異常が認められな
いのは前年の10月であるとはっきり言われていた。思い余って診断書を依頼してしまいました。
その診断書には、傷病名 右 下肺野(右肋骨横隔膜角部)微小石灰化 と記述されている。
更にその説明として「H25.7月8日に撮影した胸部X−(DかPでしょう)において、上記所見を認める。H24.10月
15日の撮影所見では認めない所見である。3ヶ月後にX−D再検を予定し、経過観察を行う。」と記載されていました。>>
<<しかし、私は、この現象は、徐水不足ではなかろうかと、毎回のDWよりやや大目の量を自ら申し出て、徐水して貰っ
ていました。Drは、DWは、そのままでいいと言われていましたが・・・。それから二十日余り経てから突如 DWは、78.5
Kgに変更指示が出されました。今回指示されたDWで、7月8日以降は、私の独断と偏見でしておりました。>>
現在、ご飯は、一回あたり50g程度以前より少なくしています。平成25年3月は、「3ヶ月に1回のレントゲンと心電図検
査の日でありました。心胸比は、49.6とか。少し肥大気味であるとか。まだ、除水をしてもいいのでは・・・。DW 80.0kg。
79.7か8Kgでもいいかもしれない。」と記述していました。それは、CT検査があり、やや内臓脂肪がついている様で、4〜
5Kg程度減量するようにと、Drから宣告されましたから。それ以後毎日 150g程度のご飯を減らし、しかし、必要な蛋白質
は、最低限度摂取し、運動は、最低でも45分間位は歩いて下さい。とも言われておりましたから。
そうした事を、この3月から6月まで実施しております。体重は、徐々に減少し、かっては、80Kg台が、透析前の体重であ
りましたが、6月頃には、70Kgの後半前後で推移しており、7月現在も、6月と同様であります。以前も、一度ご飯を今回と
同じようにしましたら、同じような状況となり、心配になり、ご飯の量を元に戻しましたら、体重も徐々に戻っていきました。
これは、今年の3月以前の事柄ではあります。今回は、体重が、徐々に下がってきていますが、食事が食べれないわけで
はなく、また、何らかの病気で体重が、落ちているわけではありませんので、このまま、継続していくつもりでおります。
こうした体重減の状況でありますから、ナースさんには、できましたらレントゲン撮影を、1ヶ月ごとにして頂きたいと申して
おりますが、Drに問い合わせて頂きますと、放射線量を1ヶ月に1回では、多くなり体に悪いという返事であるとか。
これ以上のことを、患者からは、申し出る事は、僭越かと思い差し控えておりますが、よその透析病院では、どのように
されているのでしょうか。透析患者のDWは、適切なDWであるべきかと、除水のし過ぎは、患者にもそれなりの症状が出
ますから素人でも判断出来ましょうが、除水の不足の場合は、患者には、これでいいのか判りかねることであり、肺への水
の留まり症状となって現れるのではないかと。一体誰が、そうした判断を下してくださるのでしょうか。レントゲン撮影は、こう
した点の確実な判断材料を提供してくれる科学的な材料である筈。3ヶ月に1回では、やや期間が長いように思うのは、私
だけでありましょうか。いささか不安な点であります。( 平成25年7月10日 記載 )
平成25(2013)年7月22日 血液検査があり、やっと念願のKt/v値が、2.02に到達し、2.0を越えました。Drには、
更に血液流量を上げ、400ml/分に挑戦させて頂けるとの事。感謝ではあります。現在血流量は、360ml/分、透析針
15Gでの結果であります。7月最後の週の水曜日から365ml/分の許可も頂けました。7月26日(金)に、DWの変更も
されました。78.5Kgであります。
( 平成25年7月26日 記載 )
<< 7月8日の時点では、DWの変更は必要なし。と言われていた筈ですが・・。僅か20日弱でDWの変更。Drの考え
は、よく分かりません。>>
血液検査データ H25/ 8/ 5 血液検査データ H 25/ 8 /19
血液検査データ
透析前 透析後 透析前 透析後
尿素窒素(mg/dl) 60.2 11.0 尿素窒素 57.1
10.4
クレアチニン(〃) 11.3 2.73 クレアチニン 11.58
2.75
カリウム(mEq/l) 4.6
3.3
カリウム 4.0
3.0
カルシュム(mg/dl) 8.8 10.0
カルシュウム
9.2
9.9
リン (〃) 5.5 2.4 リン 4.2
2.2
尿酸
9.2 1.2 尿酸 9.6
1.1
血糖値
102
ヘモグロビン(g/dl)
10.9
ヘモグロビン 10.7
ヘマトクリット 32.3
ヘマトクリット 33.2
i-PTH
90
i-PTH
92
Kt/v値 2.01
Kt/v値 1.94
QB 365 QD 600
透析条件 前回と同じ
ダイアライザー ニプロ MFX-25s
針 15G 5時間透析 補液 10リットル/時
やっと血圧値が、自宅の物で、高 126 低 72 脈拍 94となり、正常血圧を示すようになった。病院の透析室の血
圧計も、それ以前では、最高血圧値が、130台になってきた。除水不足であっただろう時は、やや高目を推移し、DW
78.5Kgにしてからは、血圧も正常値内で推移していくようになりました。
( 平成25年8月7日 記載 )
<< 6月から8月までは、右肺下が、胸水の状況を呈していたのではなかろうか。その後、9月の定期レントゲンで、
すっきり写った。いったい、どの程度の期間胸水状況でも、異常がないのであろうか。本当に三ヶ月間以内であれ
ば、体内への異常は起こらないのだろうか。当医院のDrは、問題は起こらないと考えてみえるのでしょうか・・・。>>
この透析室(某市民病院)で驚いた事は、終了間際に知りましたが、ヘパリンを今までなら4時間透析であれば、最初に
ワンショット 1000単位いれ、その後1時間当たり1000単位を3時間投入。計4000単位使用する筈でありましたが、よ
くよく聞くと、1時間当り750単位のヘパリンを透析終了まで使用し、計3000単位であるとか。既にこのような形にして3年
が経過しているとか。
その使用方法の担当の方が、わざわざみえて、説明をして下さいました。
かって、現 通院透析室で、やはり、4・5年前にヘパリン量を減らす為に、ワンショット 1000単位をせずに透析を行い、
返血時に、体外の回路の血液が固まり、まったく返血出来なかった事が、思い出され、少し心配しましたが、今回は、チャンバ
に、突然の残血の時の状況の残血と同様な、量が残り、併せてダイアライザーにも、片面4等分の一程度のつまりが残ってい
た程度でありました。この某市民病院の透析室では、たいていの患者さんに、これ位は残血があるという。想定内の残血であ
るという。確かにヘパリン使用量は、少ない方がいいというのは定説でありましょうから納得できました。帰りがけに、5時間透
析の患者さんにも同様なヘパリン使用透析を行って見えるとの事。出来ればそのデータが頂けないのか交渉しましたが、相談
をしてからと言う事で終わりました。
こうでなければならないという透析ではありませんから、あくまで経験値に基づいた結果としての透析術を施行されています
ので、こうした積極的なデータに基づいた透析術を行う中心人物の方には患者として、敬意を払わなければなりません。
いい経験をさせて頂けたと、私は、ここでの透析は、大震災にあった時の緊急透析と位置づけていましたので、やってよかっ
たと思いました。あまりにも強烈な印象でありましたので、記載させて頂きました。( 平成25年8月25日 記載 )
<< 体内残留水とは、直接関わりのない事柄ですが、この臨時透析で、元主治医のDrより、徐水のし過ぎのご指摘を
受ける事ができましたので、掲載を致しました。>>
そして、12月5日(木) 小牧市の特定健診を受けに、自宅近くの医院へ行き、受けました。通常検査にプラス胃・肺
の検査と前立腺検査を特別に受けました。結果は、来年早々になるようです。(胃・肺・前立腺 異常無しでありました。)
肺のレントゲンの結果のみ先に知りたい旨伝えますと、順番がやや飛ばされて、直接Drの前でそのレントゲン写
真をみさせて頂けました。今回12月5日のレントゲンでは、右肺下 やや尖って写る部分が、写っておらず、またして
も、除水不足の透析であったのでしょう。DW 80.0Kgでありましたが、体重が減少傾向でしたので、やや甘くして
0.2Kg分をいつも残していました。しかし、秋が短く、直ぐに寒くなってきた途端、右足膝が、痛み出し、その後、右大
腿部に鈍痛も起こりはじめ、朝夕の散歩は、めっきり少なくなりました。歩くと痛くなるからであります。
その為でしょうか、体重の減少傾向は収まり、横ばい状態であったかと。それでも、DWからいつも0.2Kgを残し、
透析を繰り返しました。その結果なのでしょう。肺に弱冠水が、溜まったようです。次回からの透析では、ややきつめ
のDWで、透析をする必要があろうと思います。 ( 平成25年12月5日 記述 )
<< 本来なら、透析の医院の定期レントゲン検査のある月ではありましたが、検診がはいっていましたので、翌月
平成26年1月にまわして頂きました。やはり、三ヶ月間の間に、右肺下 やや尖って写る部分が、写らない状
況(胸水の存在)が再度出現したようです。市の健康診断のDrも、そのレントゲン写真をみて、透析のDrに相
談下さいと言われました。>>
拙稿 http://jp2kik.web.fc2.com/tousekidataNo.6html.html ・・・平成26年頃
{ 1月20日(月) 2回目の血液検査の日でした。昨年の12月は、この病院ではレントゲンを撮る予定月でありましたが、
市の健康診断の予定が入っていた為、レントゲンは、1月にまわして貰いました。昨年の12月に健康診断でレントゲン
をとり、わざわざ観させて頂きましたら、何とまた、右肺下が、ほんの少し写っておらず、また、水が溜まった状態になって
いました。その担当Drは、水の残りに対して、透析病院のDrと相談して下さいとしか言われませんでした。
<<9月にやっともとのすっきりしたレントゲンでの肺になったのに、3ヶ月後には、逆戻り。長いスパーンでは、DWに
細やかな変更がないからでありましょう。結局体重維持は、患者の責任。DWに合わせた体重維持をせよ。という事
でありましょう。では、本年3月のCT検査にて、肥満傾向であるから体重を4〜5Kg落としなさい。食事ではなく、運動
で!!というDrの指示との絡みはどのようにされているのでしょうか。両方の指示は、それぞれには、妥当ではありま
ましょうが、双方を統一した病院側の対応には、なっていないのが現状のように思いますが・・・・。>>
当院は、DWの検討は、3ヶ月に1回位でありましょうか。ほとんどの患者さんは、DWについてあまり神経質ではない
ようで、Drの言うがまま。私に限れば、私から言わなければ、現場のナースさん、Drから私のDWについての提言は、ま
ったくと言ってよいくらいありません。少しくらいの水の滞りは、問題外なのでしょうか。血圧低下については、神経質と言
うくらい患者さんに対して対応されているようですが・・・。
<<長い目で見れば、徐水不足も大きな問題でありましょう。直ぐに死亡に繋がらないにせよ。序々にボデイブローのよ
うに効いてくるのでは・・・。こうした因果関係は、証明し難い事柄ではありましょう。私の密やかなつぶやきではありま
す。>>
1月のレントゲン写真は、すっきりと写っていました。1月のDWは、冬バージョンなので、パジャマの上にチョッキと腹巻
を着用していますので、夏と比べて0.3Kg分多くなっています。病院内の体重計では、実際の体重から0.3Kg分引いて
DWを表示しています。
実質77.7Kgを現在のDWとし、更に0.2Kg加算して徐水しております。例えば、体重計の表示が、79.0Kgであれ
ば、実際は、78.7kg。78.7−77.7が、増えた分。でありますからその差は、1Kgとその日の昼食分と返血時の生
理的食塩水分0.8Kgを足して1.8Kgを徐水するのですが、更に1月は、0.2Kg分加算して、2Kgの水分を体から取
り除いてやっと、正常なレントゲン写真になったようです。
去年の12月にレントゲンを撮ってから、毎回このように徐水をしてでありました。それでも、声枯れはなく、血圧も透析
終了時 110台をキープしていました。
只、昨年の12月頃から左足に違和感がでるようになり、運動量は激減いたしました。歩き始めると、左足膝が痛み、
それを庇って歩くうち、左太ももにも鈍痛がでるようになってしまったからです。現在は、やや快方に向かっておりますが、
長い距離の歩行は致しておりません。それまでは、順調に食事の量はかえないで、運動量を多くして、数ヶ月かけて、体
重を3Kg弱落としていました。そうした関係で、適切なDWの設定をして頂けなく、しかたなく、自分自身で、加減して、徐
水をしていたのが、現状でした。そうした事をナースさんに話しておりましたが、Drには、伝わっていないかのようでした。
この病院のDrは、患者の声に対して、高飛車に出てみえることが多く、大抵の患者さんは、言いたいことの10分の一
も言ってみえないのでは(ほとんど何も言われない方が多いかと。)と思われます。昔からそのようにDrは接してみえるか
らでしょう。( 平成26年1月22日 記載)}
<< 今回は、昨年の12月、小牧市の某内科病院で、市の健康診断の胸部レントゲン結果により、自らも徐水量の加算
をし、対処致しました。先年の胸部レントゲン写真を取り寄せられたようです。ナースさんが、聞きにみえましたから。>>
それと、もうひとつ、当院において、DW 78.0Kgにも関わらず、いつも透析後体重が、DWより500g程多く徐水されている
事も気がかり。お陰で、旧来の心胸比に近づいたといえましょうか。47.3であったかと。通常は、50ちょっと前位が、多かっ
た。その為、声枯れはしょっちゅ。足の痙攣は、一歩手前。血圧も最高が、100を切る事も出てきました。首の付け根も、痛く
なる一歩手前かと。今週(3月下洵)から、DW 78.3Kgに変更して頂けましたが、3月21日(金)透析前 79.4Kg
後 77.9
Kgであり、徐水量は、1.4Kgであったにも拘わらずでありました。本来なら、79.4−78、3が、体重増。それに、本日の昼
食量(500g)と返血時の生食(300g)計 1.1+0.8=1.9が徐水量になる筈。それを、1.4Kgの徐水。500g多く残し
た筈であったかと。透析後の体重は、本来 78.8Kgとなって出てくる筈でありましょうか。何と77.9Kg。その差0.9Kg違っ
ているではありませんか。コンソールのミスか、体重計(不備もあったかと。)のせいなのか、私の体から水分が、透析中発
散した為か、真相は未だ解明されていません。どこからこのような、透析後体重が出てくるのでしょう。他の透析病院では、
どうなのであろうか。透析の入り口、DWとの関わりからすれば、由々しき事かと。
そうそう、当院の私と同じ曜日の透析患者さんで、二人程、透析中に最高血圧が、70台の中頃を前後しているようです。
聞けば、元々低血圧傾向であるとか。若い時から。それにしても、足の痙攣も。声枯れも無い様子で、4時間透析を終えら
れています。ナースさんは、特に二人の血圧を頻繁に測ってみえます。徐水量も多い事も事実ですが、私だけ、500g多く
徐水とは、考えられません。全ての患者さんがそうではないかと推測してしまいますが・・・。コンソールのミスでないとすれば
ですが・・・。(平成26年3月21日 記載 更に23日にも追加記載)
書き足りないのではと思い、付記する。それは、就寝後の3月末現在の体重減少の事。夏場、成人男子の場合、約1ℓ分
の水分を体外に放出しているという。まだ、春のはじまり頃でありますから、それ程の量は、放出していない筈。ここ2・3週
の就寝後の体重記録をみれば、約500g程放出しているように思える。事実、3月23日就寝前の体重は、79.6Kg、就寝
後体重 78.8Kgその差、800g。しかし、起きてすぐトイレに行き、尿 250mlが、出ている。800−250=550gか。
今日も、ほぼ500g程就寝中に放出したと言えましょうか。これって、透析中5時間ベットに横になり、薄いとはいえ、布団
を使用しているし、就寝時間は、だいたい9時間少々でありますから、透析中は、それより少ないとはいえ、何等かの水分
は、放出されているのではないだろうか。それが、いつも500g程多く徐水されているからくりではないだろうかと思えるの
ですが、どうであろうか。 (平成26年3月24日 記載)
<< 透析に大事な、入り口DWと計測体重との関わり、及び透析後体重についての疑問。考えれば、考える程
分からなくなる事柄が、多くなります。>>
この6月は、めまぐるしくDWの変更がありました。詳しい事は、別項(透析に関わる胸部レントゲンについて)に記述し
ましたので参照下さい。
まあ毎度の事ではあります。平成26年6月初旬の頃のDWは、5月に引き続いてのDWで、78.3Kg。DWの推移は、78
Kg−>変更直後のその日の透析中から77.5Kg−>二日後には77Kgー>6月25日 76.5Kgに変更ー>次の透析
日(27日)には、76Kgへ。 それでも、声枯れ等もなく、血圧は、やや下がり目最高血圧は、130を少し下回るようにな
っております。6月27日の透析後の体重は、75.6Kgでした。
6月初旬のレントゲンでの胸水の存在(Drの言い方では)は、5月中旬以前から起こっていたのではないか。DWの変更
は、レントゲン後でしかされない状態で、3月時点では、やっときれいに肺のレントゲンが写るようになっていた筈。3ヶ月と
いう長いスパーンの為でありましょう。当医院では、「公平性」という名で、一律にレントゲン撮影は、行われていますが、透
析患者個々にあった対策は、出来ないものかと。
私の場合は、かなりよい透析内容であり、(その点では、当医院に感謝しています。)日常の活動は、健常者とほぼ同じ。
良く動けますし、食事についてそれ程、神経質にならずとも血液検査の結果は、良いと思っております。透析患者さんを十
把ひとからげで対処している所に問題があるのではと思う今日この頃です・・・。
大所帯の透析室ではありませんから、患者個々への対応が出来るのでは・・・。言いすぎでしょうか。
(平成26年6月28日 記載)
拙稿 http://jp2kik.web.fc2.com/tousekidataNo.7.html ・・・平成26年後半期
6月は、定期の3ヶ月毎の胸部レントゲンがあり、右肺下が僅かにきれいに写らなかった。(毎度の事ではあります。)胸水
の存在が確認された。
当医院では、レントゲン撮影が、3ヶ月に一回という長期間であり、私にとっては、毎度の三ヶ月毎の胸水の存在でありま
す。
そして、毎度DWをきつめにして徐水をするのですが、1ヶ月後のレントゲンでは、やはり肺はきれいに写らない事が通例
となっております。その為、出来ましたら1ヶ月毎に胸部レントゲンをと声を上げますが、Drには、その訴えは、頻繁にレント
ゲンをと聞こえるようです。案の定、一ヶ月後の7月7日(月)レントゲンを撮りましたが、すっきりとは写らなかった。
こうした不安をDrにぶつけますと、「私のやり方に従えないのなら、他の所へ行かれたら。」とまで言われる始末。これっ
てていのいい追い出しではないでしょうか。Drには、患者を追い出す権限は無い筈。患者が、その病院を出て行く権利は
ありましょうが・・・。
私の言いたい事は、適切なDWの設定をして欲しいという事に尽きるのですが・・・。Dr曰く、「適切なDWはむつかしい。」
3ヶ月毎に胸部レントゲンで、修正し対応していけばいいと。結局、少し位胸水があっても影響は無いと言いたげでありま
しょう。本当にそうなのでしょうか。その点の説明を詳しくして頂けると在り難いのですが・・・。
きっとDrは、今までこのやり方でやってきて問題がなかったと自負されているのでは・・。直る見込みがあれば、Drの指
示にも従いましょうが、こうしなければならないという事がない透析治療。体に水が残る事は、何等かの影響があるように
思えて仕方がありません。
6月から7月にかけては、DWがめまぐるしくかわりました。「この6月は、まあ毎度の事ではありますが、平成26年6月初旬
の頃のDWは、5月に引き続いてのDWで、78.3Kg。DWの推移は、78Kg−>変更直後のその日の透析中から77.5Kg−>
二日後には77Kgー>6月25日 76.5Kgに変更ー>次の透析日(27日)には、76Kgへ。 それでも、声枯れ等もなく、血圧
は、やや下がりぎみ、最高血圧は、130を少し下回るようになっております。6月27日の透析後の体重は、75.6Kgでした。」
何と、約1ヶ月の間に、2.3KgもDWを落としました。6月初旬頃には、既にDWに相当な誤差が出ていたという事ではなかろう
か。そうした対応をしても、それでも、7月7日の胸部レントゲンでは、胸水は、無くなってはいませんでした。
不適切な水が、体に残っている状況です。これは、DWが適切でなかったという事。うがった見方をすれば、少々の胸水では
直ぐには、死なないという安堵感が病院側にあるのではないかと。
患者自身の不摂生で、透析時間内に徐水が出来ない場合であれば、患者自身に責任がありましょうが、当方は、透析時間
内に徐水が出来る状況であったにも関わらず、患者の体に不適切な水が残ってしまうという事であり、DWが適切に管理されて
いないという事に他ならない。
こうした事が、毎回3ヶ月毎に繰り返されているのが、現状です。何とかならないものかと・・・。それが、1ヶ月毎の胸部レント
ゲンをという訴えになっているわけです。Drは、「科学的に対応していますから、胸部レントゲンは。三ヶ月毎に。」と言われる
のみ。
7月7日以降もDWは、かわります。7月中旬には、DW 75.7Kg 一度DWを75.5Kgにした所、透析開始3時間後には、声が
かれ、足も攣りはじめましたので、急遽DW 76Kgに戻してその後の透析は最後まで出来ました。その後、透析毎に0.1Kgずつ
DWを下げ、適切なDWを見つけるべく試みさせて頂きました。7月11日(金)よりDWは、75.65Kgで実施しております。レントゲン
は、8月に再度実施して頂けるようです。当然、心胸比も、7月 49に 4ヶ月前の3月では、47.3であったかと。こうした心胸比の
推移についても、Drは、誤差の内と明言されていました。
これで、DW 75.65Kgでの透析は、7月11日と14日の二回になります。両日とも透析終了時、声枯れはしましたが、足痙攣は、
起こりませんでした。しかし、家に帰ってから翌日にかけても声枯れ症状が続き、14日(月)以降は、喉や喉奥に何やら違和感が
透析日の前日まで続きました。16日(水)朝には、すっかり収まっておりましたが・・。やや、DWがきついのかも知れません。
(平成26年7月16日 朝記載)
8月4日(月) 胸部レントゲンがあり、前月よりはやや改善がみられましたが、左肺下は、すっきりとは写っていな
かった。心胸比は、46台に戻ってはいましたが・・・。(平成26年8月8日 記載)
8月22日(金)の透析DWは、実質75.5Kgで行いましたが、声枯れ等も無く、後体重は、75.2kgであったかと。前
体重は、75.5Kgでありました。もっとDWは、下げてもいいように思いました。次回からは、0.1Kgずつ下げて透析を
実施して頂き、直近のDWを調整していく必要がありそうな感じであります。9月の上旬には、胸部レントゲン検査がある
ようですから。(平成26年8月23日 記載)
9月8日(月)定期の胸部レントゲンがあった。結果、右肺下は、完全ではなかったが、それらしい形で撮影された。
撮影技師さんに撮影された影像もみさせて頂き、確認した。技師さん曰く「これだけ写っていれば、良いのでは・・。」と
言われ、また三ヶ月後のレントゲンになるなと思いました。さて、三ヶ月後の肺の様子は、いつものようになっているだ
ろうと思いました。DWの調節はされない筈ですから。
私のDrが書かれるカルテを見せて頂いた。除水量のDWまでの量以上分は、患者からの申し出で変更した旨がしっか
りと書かれていた。それで、やっと三ヶ月ぶりに肺の水も除去出来た?ようです。本来透析患者の水分調整は、Drの管
轄であるのではと思いつつ。(平成26年9月9日 記載)
そうそう、9月末頃 健康診断(市の無料健康診断 私の場合は、人間ドック検査も全て無料)を江崎外科内科で実施しても
らおうとDrに回診時申し出ましたが、拒否されました。Drは、無料の市の検診が、私の場合済んでいると思われたのでしょう
か。別の思惑のような気も致しましたが・・。
「何度も出来ませんと言われました。」から。実際は、まだ受診していなかったのですが・・。言おうと思いましたら回診が終
わり、次の患者さんへ行かれてしまいました。仕方が無いので家の近くの別の医院に申し込みました。
(平成26年10月14日 記載)
<< Drの本音は、また、私が自己負担の健康診断での胸部レントゲン撮影を申し込んでいると思われたからでしょう。
当然、1ヶ月経った胸部レントゲン撮影であり、右肺下の尖った部分が、欠けて写る胸水存在状況が現れる事を想
定された可能性が、大でありましょうか。私の推測以外の何ものでもありませんが・・・・。>>
最近、「血液透析を受けている患者さんでは、透析回路での赤血球の破壊と損失、尿毒症による赤血球膜の傷害、慢性肝
障害による脾臓機能の亢進などにより、赤血球の寿命が短縮している場合が多くみられます。赤血球を補うため、増血剤で
あるエリスロポエチンの投与がなされますが、これも糖の結合したヘモグロビンの割合を少なくさせます。
このため、透析患者さんでは、本来のHbA1c値より低めの傾向になります。血液透析を受けている患者さんではHbA1cに比
べてGA(グリコアルブミン)のほうが血糖コントロール指標として優れています。」という事を知りました。
<< 血糖値がやや高くなり、自身も糖尿病の検査にて、透析に入る前には、「境界型」と判定されていましたから、最近
は、糖尿病予備軍になっていると思っております関係から、どうした検査があるか調べていたところでした。>>
拙稿 http://maxkik.web.fc2.com/tousekidetaNo.8.html ・・・平成26年11月以降
11月11日(火) 9月末に予約していた市の健康診断をする某内科医院へ8時30分頃到着。早速検査を受け、ナースさん
に胸部レントゲン写真を見たいこと。血液検査個人データを頂きたい旨伝えました。順番が、下がりましたが、Drからは、レン
トゲン写真の昨年の12月のものと平成26年11月11日の両方見比べてみさせて頂けました。昨年と同様な右肺下の尖った
部分のみやや鮮明に写っていなかった。昨年の胸部レントゲンと比べれば、弱冠程度は良くはなっていましたが、しっかりと
は、写ってはいなかった。
「やはり。」と思ってしまいました。次の12日(水)の透析日に、主任ナースさんにも伝え、Drにも伝えましたが、「直接みてい
ませんから。」とDrからは、にべも無い返事。「診断書を書いてもらいましょうか。」と私。「要りません。だったか結構です。」と
Drの返答でありました。 (平成26年11月12日 記載)
仕方が無いので、自身で、DWより加算した除水量で、6時間透析を受けています。そして、11月の中旬過ぎ、Drより500g
下げたDW 74.5Kgの提示がありました。既にそうした徐水量にて、透析をして頂いておりました。更に私自身の透析後の
様子から私自身の申し出てにて、0.1Kg加算した徐水をして頂いております。
果たして、このDWが、適しているのか、12月8日(月)に定期胸部レントゲン撮影で分かるかと。胸水の状況を脱したいば
かりであります。 三ヶ月後でしか科学的に分からない現状では、なかなか1ヶ月で元に戻す事は至難の業では、あります。
しかし、現状は、敢えて言えば、私へのDrの寛大な処置の成せる事ではありますが、DWは、本来、Drの管轄領域のような
気も致しますが・・・。
胸部レントゲン・hanp・bnp等の検査を併用してDWを適切にしてみえる医院もありましょうが、当医院では、そうした処置
をする考えは現時点ではなさそうです。
(平成26年11月30日 記載)
平成26年12月8日(月) 午前8時45分頃当医院に到着。着くと直ぐにレントゲン室へ案内された。技師さんには、撮った
写真を見させて欲しい旨伝えました。服を着ていると技師さんから「すっきり写っていますよ。」と言われ、私も自身の影像を
見させて頂いた。本当に右肺下は、すっきり尖って写っていた。胸水が無くなった事を確認出来ました。
(平成26年12月9日 記載)
付記
DW設定・変更の指標となるPWI(血液濃縮率)値についての転載可となる論述に出くわした。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsdt1994/32/7/32_7_1071/_pdf です。参照されたい。