透析血液検査データ No.12
血液検査データ H28/12/13 (火) 血液検査データ H 28/ 12/26
(月)
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 58.3
7.9 86.4
尿素窒素 34.3
4.6 87.5
クレアチニン(〃) 10.58
2.22 79.0
クレアチニン 8.38
1.77 78.9
カリウム(mEq/l) 3.9
2.9
カリウム 3.7
3.1
カルシュム(mg/dl) 9.7
9.5
前値ノミ補正 カルシュウム 9.6
9.2 前値ノミ補正
リン (〃) 4.9
1.8
リン 4.3
1.7
尿酸 8.3
1.0
尿酸 6.0
0.7
血糖値
139
ヘモグロビン(g/dl) 11.6
ヘモグロビン 11.6
ヘマトクリット(%) 34.8
ヘマトクリット 35.7
アルブミン値 3.7 B2-Mg 17.7
3.6
W-PTH (pg/ml)
88.2
W-PTH 95.2
Kt/v値 2.44
Kt/v値 2.39
QB 350
QD 最大640
透析条件 前回と同じ 但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco
前体重 76.2Kg 後体重 74.6Kg DW
74.8Kg (実質)
針 15G 6時間透析 補液 8リットル/時
*
12月26日より前の週まで、火・木・土の透析でしたが、この週より
前体重 77.2Kg 後体重 74.6Kg DW
75.0Kg(実質) 月・水・金。通常の血液検査日でしたが、一日空き後の透析となって
しまいました。
12月は、透析日を、火・木・土に変更。午前8時頃穿刺、大体帰りは最後。この透析日の後スタッフにより透析液等に係る回路内の洗浄が行
われる為穿刺時刻は、特別に早めて洗浄の支障にならないようにして貰っている。12月最終週からは、また、月・水・金に戻ることにしています。
やっとW−PTH値が、下降。数値88.2pg/dLとなりました。後は、特に可もなく不可もない血液検査結果でありました。(平成28年12月20日記載)
12月の最終週から元の月・水・金曜日に透析日を変更。その為、変則の一日後透析となりました。それ故尿素窒素・クレアチニン値は、相当良い結果
となりました。B2-MG値も、20台を割っています。それ以外は、一日空いただけの透析でも数値は、それ程変わっていません。
ホールPTHは、若干上昇したようで、95.2pg/mLとなりました。 (平成28年12月30日 記載)
血液検査データ H29/ 1/11(水) 血液検査データ H 29/ 1/23
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 39.4
5.3
86.5 尿素窒素
44.0
6.5
85.2
クレアチニン(〃)
8.53 1.91
77.6 クレアチニン
10.65
2.21
79.2
カリウム(mEq/l) 3.5
3.0
カリウム
3.8 3.0
カルシュム(mg/dl) 9.7
9.4 前値ノミ補正
カルシュウム 9.3
9.7 前値ノミ補正
リン (〃) 3.6
1.7
リン
4.2
1.7
尿酸 7.0
0.9
尿酸
8.2
0.9
血糖値 144
ヘモグロビン(g/dl) 11.8
ヘモグロビン
11.2
ヘマトクリット(%)
36.2
ヘマトクリット
33.3
アルブミン値 3.9
アルブミン値 3.4
i-PTH (pg/ml)
179
W-PTH
91.1
Kt/v値 2.39
Kt/v値
2.34
QB
350 QD 最大640 透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 76.6Kg
後体重 73.9Kg DW 74.5Kg (実質)
針 15G 6時間透析 補液 8リットル/時
ALP値 215U/L γーGT 15
U/L
前体重 76.3Kg 後体重 74.6Kg DW
74.9Kg(実質)
平成29(2017)年1月最初の血液検査。今回もまた一日空き後の透析日となり、その数値に驚くと共に週4回透析が何故必要であるのか改め
て知る事になりました。また、血糖値の高さには、かんきつ類とぜんざいが関わっているようです。
そして、ここ十数年インフルエンザとは、関わりを持たなかった私でしたが、1月13日(金)当院にて、A型と判定されました。隔離された透析です
が、同一の空間内の透析であり、他の患者さんに影響は出ないのか心配しまして、Drに声を掛けましたが、こちらで配慮しますから心配いらない
と。1月16日(月)の昼の透析患者さんには、変化はないようでしたが、夜患者さんに1・2人熱が高い患者さんが出たようです。透析室の空気の
入れ替えはされたのであろうか。(最低でも3〜5分位全ての透析室の窓を開放する。) (平成29年1月16日 記載)
1月 2回目の血液検査。案の定 アルブミン値は、3.4。血液検査の先々週インフルエンザの為木・金曜日とほとんど食事を取らず、水のみ
飲んでいました。食欲が無く、食べる気がしなかったからです。検査までに1週間少々あったのですが、アルブミン値を元に戻せなかった。
透析スタッフさんには、発熱後2日間は、ほとんど食事を取っていない事は伝えてある筈でしたが、この数値をみて、「食事は取れていますか。」
と尋ねられた。十分伝達がされていなかったのか、聞いたのだが忘れてみえた可能性が高い。
1月27日(金)回診時 Drから今後は、当院はW-PTHで統一すると話された。只気になることは、Ca値。後検査で、9.7とやや高くなったこと。
Ca値について、Drからは、特にコメントはなかった。 (平成29年1月27日 記載)
血液検査データ H29/2/13 血液検査データ H 29/ 2/27
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 42.2
5.7
86.5 尿素窒素
51.8
6.8
86.9
クレアチニン(〃) 10.15
2.19 78.4
クレアチニン
11.14
2.28 79.5
カリウム(mEq/l) 3.5
3.0
カリウム 3.7
2.9
カルシュム(mg/dl) 9.0 9.1
(前値ノミ補正) カルシュウム
8.9 9.0
(前値ノミ補正)
リン (〃) 4.3
1.7 リン 5.3
1.6
尿酸 8.0
1.0 尿酸
8.8
0.9
血糖値 (mg/dL) 127
アルブミン値
3.8
ヘモグロビン(g/dl) 11.1 ヘモグロビン 11.4
ヘマトクリット(%)
34.1 ヘマトクリット
34.0
アルブミン値(g/dL)
3.8 B2-Mg
20.8 4.0
w-PTH (pg/ml) 100.6
w-PTH
123.2
Kt/v値 2.43 Kt/v値
2.41
QB 350
QD 最大640 透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 76.2Kg
後体重 74.7Kg DW
75.0Kg
針 15G 6時間透析 補液 8リットル/時
前体重 76.5Kg 後体重 74.1Kg DW
74.5Kg(実質)
平成29年2月1回目の血液検査。今回は、第1・3週の土曜日に5時間透析が入っている。月 14回の透析回数完全実施がされた為、今月
は、血液検査の前の週は、週 4回の透析となっています。その為でしょう。かなり検査数値が通常の検査日と異なり、良い数値となっています。
HDPなる新しい透析指標に合致した透析が、2週分2月は行われます。 (平成29年2月18日 記載)
平成29年2月2回目の血液検査。2月1回目のDWから2回目は、0.5Kg上がっています。無理して食事をふやすようにしていますから体重増
の傾向がでてきたのでしょう。その為でしょうかリン値は、透析前値が上昇。蛋白質を多く取れば止むを得ない事かと。しかし、アルブミン値は、
多少上昇しているものと推測していましたが、1回目と変わらなかった。尿素窒素・クレアチニン透析前値は、同様に上昇。( 平成29年3月3日 記載 )
血液検査データ H29/3/13 血液検査データ H 29/ 3/27
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 48.6
6.5
86.7 尿素窒素
55.2
6.6
88.0
クレアチニン(〃) 10.92 2.18
80.1
クレアチニン
10.35
2.07
80.0
カリウム(mEq/l) 3.8
3.1
カリウム 3.8
3.0
カルシュム(mg/dl) 9.6
9.6 (前値ノミ補正) カルシュウム 9.5
9.4
(前値ノミ補正)
リン (〃) 4.8
2.4 リン
4.3
1.9
尿酸 8.7 0.8
尿酸
8.3
0.3
血糖値 140
アルブミン値
3.8
ヘモグロビン(g/dl) 10.4
ヘモグロビン
11.0
ヘマトクリット(%) 32.1
ヘマトクリット
33.8
アルブミン値(g/dL)
3.5
w-PTH (pg/ml)
140.0
w-PTH
117.6
Kt/v値 2.44 Kt/v値 2.61
QB 350
QD 最大640 透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 76.8Kg
後体重 74.2Kg DW
74.7Kg (実質)
針 15G 6時間透析 補液 8リットル/時
ALP
242U/L γーGT 13
U/L
前体重 76.6Kg 後体重 74.3Kg DW
74.7Kg(実質)
平成29年3月1回目の血液検査。検査前1週間は、我が家の台所のリホームで、スーパーで買ってきた出来合いのおかずの世話にな
っていました。ご飯は、かろうじて家で炊く事ができましたが・・。案の定アルブミン値は、下がり3.5g/dL。尿素窒素は、そのためでしょうか
前回より数段数値が下がっておりました。検査前の日曜日、うっかりショートケーキを夕方食べたせいでしょうか。やや血糖値は高い数値。
それよりも何よりもw−PTH値が相当上がりました。前々回は、100.6、前回 123.2、今回 140.0。レグパラ・ロカルトロールを服用
していてもです。その為、Drにロカルトロールの増量を打診しましたが、W-PTHの範囲は、30〜150pg/mLであり、正常範囲内であると。ロ
カルトロールを増やせば、Ca値の数値が上がり、血管の石灰化を招きかねないと。当然、心配される事は分るのですが、まだまだCa値は、
余裕があるように思いました。(私の今回のアルブミン値が、もっと高ければ・・・。ですが。)確かに2012 透析医学会 ガイドラインには、
補足としてW−PTH値は、30〜150pg/mLが望ましいとは、記載されていますが、ガイドライン作成者の意図をDrは、把握されているのだ
ろうか。
以前ロカルトロール0.25μg錠剤を勧められた時、PTHを下げる事は難しくないと言われていましたので、今回の数値をみて、私は、何か
下げる手立てを持ってみえると思い、私の考えを述べましたが、Drからは、他の錠剤なのか、静注なのか分りかねましたが、そのような事を言
われていました。(確か塩酸セベラマー別名 フォスブロックの事を言われていた。リンの吸着薬の事であったかと。)
結局、様子を見ましょうという事になり、去っていかれましたが、再度戻ってみえて、話をしました。W-PTHの適応範囲は、どこの資料から言
えるのでしょうか。論文なり書かれた文献の提示をお願いしましたら、透析スタッフに聞いてください。と言われ1階へ戻って行かれました。
その後直ぐ今日の責任ナースさんが、キリンという製薬会社が出しておられる史料(厚紙に適正範囲を書いた数値カード)を提示されました。
結局、I-PTHの時と同じ対応に終始。本当にDrは、ガイドラインを読んでみえるのであろうか。カードを持ってみえた責任ナースさんは、勿論読
んでみえない事を確信致しました。何だか、都合の良い事柄をピックアップされて患者に話されているのではないかと、思ってしまいました。
透析医学会のガイドラインでは、I−PTHの広い適正範囲と生命予後に適切な範囲?を分けて記述されています。広い範囲で言われる事は分
かるのですが、生命維持と同時に、透析患者の生命予後という視点へもう一歩突っ込んで対処されないのかといつも思ってしまいます。
当院Drの言われる事も間違っていない。しかし、心ある透析病院のDrは、I-PTHの適正範囲は、60〜180pg/mLを取られていると思うので
すが・・。
仮に係数をガイドライン通り1.7とすれば、W-PTHの適正範囲は、ほぼ35〜106pg/mLになり、キリンという製薬会社の範囲も2012 透析
医学会 ガイドラインに準じて広い範囲を記載されたに過ぎない。ガイドライン作成者の意図等省略して数値のみ記載されていました。
PTH値の働きは、実はまだまだ解明されていない部分もあるから共通の認識ができないのでしょう。 ( 平成29年3月17日 記載 )
( 4月1日 一部削除加筆 )
平成29(2017)年3月27日(月)の血液検査結果。w−PTHは、117.6pg/mLと回復。その代わりALP値は、215U/L(H 29/ 1/23)->242U/L
と上昇したようです。(基準値内での変動ではありますが・・・。)アルブミン値は、3.8g/dLに回復。それにしてもPTH値は、変動が激しい。
造血ホルモンの追加投与もあり、ヘモグロビン値は、11.0g/dLへ。あとは、可も無く不可もなし。
( 平成29年4月1日 記載 )
血液検査データ H29/4/10 血液検査データ H 29/ 4/24
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 47.2
6.9
85.4
尿素窒素 48.5
7.1
85.4
クレアチニン(〃) 11.30
2.42 78.6
クレアチニン 10.84
2.45
77.4
カリウム(mEq/l)
4.0 3.0
カリウム 4.0
3.0
カルシュム(mg/dl) 9.6
9.0 (前値ノミ補正) カルシュウム 9.4
9.3 (前値ノミ補正)
リン (〃) 5.6
2.0
リン 5.8
2.2
尿酸 8.3
1.0
尿酸 8.3
1.1
血糖値 100
アルブミン値
3.7
ヘモグロビン(g/dl) 11.3
ヘモグロビン 11.2
ヘマトクリット(%) 33.8
ヘマトクリット
34.9
アルブミン値(g/dL)
3.7
W-PTH (pg/ml) 116.5
W-PTH 129.6
Kt/v値 2.28
Kt/v値 2.31
QB 350
QD 最大640
透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 76.4Kg
後体重 74.3Kg
DW 74.6Kg(実質)
針 15G 6時間透析 補液 8リットル/時 CRP (−)
前体重 76.0Kg 後体重 74.4Kg DW
74.6Kg(実質)
平成29(2017)年4月 1回目の血液検査。リンの値がやや高い。アルブミン値は下がっているのに。あとは、可もなく不可もなし。
尿素窒素・クレアチニンの除去率は、3月と比べやや低下。4月10日(月)の透析中静脈圧が最初の2時間は通常より高い状態でありました。もし
かするとその点が関わっているのかも知れません。 ( 平成29年4月14日 記載 )
平成29(2017)年4月24日(月)2回目の血液検査。W−PTH値は、前回より若干上昇。アルブミン値は、前回と同様、リンの値が、前回より若干
上昇。3月のアルブミン値は、3.5 3.8でしたが、リンの値は、4台。1以上上がっていた。
回診時Drに、その時はW−PTH値は、まだ出ておらず、アルブミン値が3月よりやや低いにもかかわらずリンの値がやや高い事についてお聞きしま
した。リン・Ca共にガイドラインの適正範囲内ではあり、上限値に近い。普通アルブミン値が高ければ、タンパクを多量に摂取した結果であり、リンも増
える傾向にあろうかと。しかし、タンパクをそれ程摂取していない感じがしますので、それ以外に増える可能性をお聞きすると、患者の骨からもと説明さ
れた。W−PTH値とALP値がない状況ではこれ以上お聞きする材料が無い。それで終わりました。
4月28日(金)W−PTH値が分かった。129.6pg/mLでした。Drは、またも上限値150以内であることを指摘。
2012 慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドラインでは、上限域が180−>240(I−PTH値)に引き上げられた。その真意は、
PTH値の検査が通常3ケ月に1回の頻度であることから、持続的上昇に対応するタイムラグも考慮して引き上げられたという。やはり、ガイドライン作成
者の危惧(ここで標準管理域の上限値を大きく引き上げることは「副甲状腺機能はもっと亢進してもよい」という意図しないメッセージをガイドラインに付
与してしまう危険がある.)は、現実のものとなっているかのようです。ガイドライン作成者は、W−PTH値は、106前後を想定されているのではなかろう
か。
私のW−PTHは、大きく乖離してはいませんが、やや上昇傾向にあることは確かでありましょう。リンの上昇は、PTHとの絡みでも把握される方が理に
かなっているのでは・・・。ALP値は、今回は、出されていませんから比べようもありませんが、ALPの上昇は、「副甲状腺機能の亢進」であろうかと。
Drとは、なかなかこの点で開きがあるようにいつも思います。 ( 平成29年4月28日 記載 )
血液検査データ H29/5/08 血液検査データ H 29/ 5/22
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 51.0
6.8
86.7 尿素窒素
47.9
6.9
85.6
クレアチニン(〃) 10.5 2.2
79.0
クレアチニン
11.07
2.25
79.7
カリウム(mEq/l) 4.1
3.1
カリウム 4.4
3.6
カルシュム(mg/dl) 9.3
9.4 (前値ノミ補正) カルシュウム
9.4
8.3
(前値ノミ補正)
リン (〃) 5.3
2.2
リン 4.7
1.8
尿酸 7.9
0.8
尿酸
7.4
0.8
アルブミン値(g/dL)
3.7 アルブミン値 3.7
ヘモグロビン(g/dl) 11.3
ヘモグロビン 11.7
ヘマトクリット(%) 35.2
ヘマトクリット
35.6
血糖値 105 B2-Mg 21.6 3.9
W-PTH (pg/ml)
131.8
W-PTH
119.7
Kt/v値 2.43
Kt/v値
2.31
QB 350
QD 最大640 透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 76.5Kg
後体重 74.7Kg DW
75.0Kg
針 15G 6時間透析 補液 8リットル/時
ALP値 271U/L
前体重 76.5Kg 後体重 74.4Kg DW
74.8Kg(実質)
コリンエステラーゼ 250U/L
5月1回目の血液検査。W−PTH・アルブミン値は、前回と同じ、横ばい。リン値は、若干下がっていた。w−PTHをI−PTH値に変換(ガイドライン
の数値を使えば)224.1でしょうか。I−PTHの上限値 240に引き上げられた数値に近づいている。当院は、毎月実施していただけている。
ガイドライン策定者の真意からすれば、生命予後の良い数値 180からは逸脱していようかと。
今日透析終了後Drと別室で話し合いが出来た。Mナースさんも立ち会われた「相変わらず240までは良いという認識。2012年の透析医学会の
ガイドラインは、読まれたと言われていましたが・・・・。ロカルトロール・アルファロール(活性型ビタミンD錠)は、同じ容量であれば同じ働きであると
いうお話でした。」 ( 平成29年5月12日 記述 )
5月2回目の血液検査の数日前に、Drからアルファロール 0.25μg3錠/日の処方箋が出た。ありがたくその指示に従いました。
W−PTH値は、2週間のうち4日分は、アルファロール0.25μg2錠/ 日であり、前回とは比べられない状況でしたが、まえより若干良くなってい
ました。119.7pg/mL。I−PTH値に変換した場合203.5カ。それでもやや数値は高いかなと思える。
ALP値も若干上昇し、271U/L。どのように理解するかは、未定。もう2週間(次回の血液検査まで)は、アルファロール2錠/日を続けておこうと
思っています。 (平成29年5月26日 記載)
<付記>
某市民病院腎臓内科を受診。そこのDrに平成29年5月22日(月)の血液検査表を見てもらった。寸評では、良い状態ですと。特にB2MG値
について、すごいという一言。PTH値の上昇をやっとここまで下げれたこと昨年末に透析が残血の為最後まで出来なかった事等を話すと、透析
前Ca値は、2012年ガイドライン基準値の下限(8台)にしてもよいのではとか、レグパラの追加で対処出来るのではとも付け加えられた。
そこでの血液検査は、「ATV・肝臓で水酸化されたビタミンDの血中濃度のみ検査しましょう。」となりました。結果は、2週間後の6月29日(木
)と相成りました。 (平成29年6月15日 記載)
血液検査データ H29/6/12 (月) 血液検査データ H 29/ 6/26
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 46.7
6.1 86.9
尿素窒素 49.4 6.3 87.2
クレアチニン(〃) 10.15
2.15 78.8
クレアチニン 10.30
2.17
78.9
カリウム(mEq/l) 3.9
2.9
カリウム 5.1
3.2
カルシュム(mg/dl) 9.3
9.0 (前値ノミ補正) カルシュウム 9.3
8.8 (前値ノミ補正)
リン (〃) 4.8
1.9
リン 4.2
1.5
尿酸 8.3 0.9 尿酸 7.6
0.9
血糖値 114
アルブミン値 3.5
ヘモグロビン(g/dl) 11.5
ヘモグロビン 10.9
ヘマトクリット(%)
36.2
ヘマトクリット
33.8
アルブミン値(g/dl)
3.8
B2-Mg
W-PTH (pg/ml) 106.6
W-PTH 126.8pg/mL
Kt/v値 2.44
Kt/v値 2.42
QB 350
QD 最大640 透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 75.6Kg
後体重 74.6Kg DW
74.8Kg(実質)
針 15G 6時間透析 補液 8リットル/時 CRP定性 (-)
前体重 76.5Kg 後体重 74.6Kg DW 74.9Kg(実質)
6月1回目の血液検査、個表は、通常検査日の週の金曜日に渡される。その週の水曜日には、W-PTH値以外は、データが届く。珍しく
W-PTH値が、水曜日の昼過ぎに届いた。W-PTHは、106.6pg/mL若干前回より下がっていた。I−PTH値に変換すれば、181.22カ
アルファーロール0.25mg2錠/日が効いているのでしょう。もう少しこの状況を続けて様子見。それ以外の項目は、可もなし不可も無し。
只、透析前Ca値については、レグパラ錠の追加で対処できるかも。 (平成29年6月17日 記載)
6月2回目の血液検査。W-PTH値は、126.8pg/mL
またもや上昇。レグパラ25mg1錠/日・アルファーロール 0.25mg×2錠/日で前回と
まったく変えていない。6月15日(木)の血液検査での25(OH)Dの数値は、10.2ng/mLであった。相当低い値で、25ng/mL以上が、充足
値かと。25(OH)Dが低値ということは、天然ビタミンDの摂取が悪いということ。体の中には、25(OH)Dの受容体は、かなりあり、そこでも
僅かでありましょうが1α25(OH)D(活性化ビタミンD)は創出されている可能性が高い。多くは、腎臓で創出されますから、私のような腎不
全透析患者では、まず、望み薄。活性化ビタミンDは、透析終了時マツサカルシトール2.5μgの静注で補うしかない。
Drとの話し合いで、DHC社のビタミンD3を自費にて飲んでみようという事にしました。薬局に依頼中。 ( 平成29年7月3日 記載 )