透析血液検査データ No.11
血液検査データ H28/6/13 血液検査データ H 28/ 6/27
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 46.4
5.9
87.3 尿素窒素
43.3 5.7
86.8
クレアチニン(〃) 10.52
1.98 81.2
クレアチニン
10.29 2.18
78.8
カリウム(mEq/l) 4.0
2.9
カリウム
4.3
3.1
カルシュム(mg/dl) 9.4
9.3
(補正値)
カルシュウム 9.4
8.8
(補正値)
リン (〃) 5.3
1.7
リン
5.0 1.7
尿酸 8.3
0.8
尿酸
7.4
0.9
血糖値 137 アルブミン値
3.7
ヘモグロビン(g/dl) 11.4
ヘモグロビン
11.4
ヘマトクリット(%) 34.5
ヘマトクリット
34.2
コレリンエステラーゼ 244
(基準値内) B2MG(mg/L)
20.4
3.7
i-PTH (pg/ml)
192
i-PTH
217
Kt/v値 2.42
Kt/v値 2.37
QB 380
QD 最大640 透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 77.1Kg
後体重 76.1Kg DW
76.5Kg (実質76.3kg)
針 15G 6時間透析 補液 10リットル/時
前体重 77.2Kg 後体重 76.2Kg DW
76.5Kg
今回の検査で、腎臓のろ過率(推定値)が、4.4ml/min/1.73uであった。2・3年前は、5でありましたから、若干低下したようです。
6月1回目の血液検査。やはりi-PTH値は、生命予後に良い管理目標値(60〜180)から外れ、192pg/mlであった。ガイドライン
では、リン・カルシュウム値が基準値内の時、i-PTH値が、管理目標値から大きく外れた場合は、ビタミンD剤を変更し、速やかに目標
値にする必要があると。いったい大きく外れた数値とは、いくつからであろうか。ガイドラインは、明確ではない。どのようにも現場では
解釈出来る余地を残している。このあたりがガイドラインの限界でありましょうか。無いよりはという事になりはしないだろうか。
それから、当院では、6月より月の透析回数が、14回分完全実施となった。私の場合は、その回数内であれば、月の第1・3週土曜日
に4時間透析が行われることになり、早速第1週に実施された。今月は、14回が通常で、1回分 土曜日実施であります。
思うに、空きベットの有効活用が主でありましょうが、患者には、うれしい事ではあります。 (平成28年6月17日 記載)
6月2回目の血液検査。透析日直前の6/25.6/26の土・日曜日の尿量は、800mL/日を超え、かなりの水分を排出した。正常尿では
ありませんから、B2Mgやらもろもろの物質も尿に混じって除去されたことでありましょう。透析前数値は、前回の透析前数値より若干
低めに出ていた。特にカルシュウム値(補正値)も基準値の下限ぎりぎりの数値であり、インタクトPTH値を押し上げたのではないか。
今までの最高値 217pg/mlを記録。当院Drの個人カルテの基準値は、最高値の上限は、240pg/mlのようで、「この数値を超えない
限り、オキサロール 水曜日 2.5−>5μへの変更の必要なし。」と明言された。(平成28年7月1日月曜日 PM3:30以降のDrとの
話し合いで言われた。Yナースさんも立ち会われた。)
透析室 回診時 Drに「インタクトPTH値を少し下げるには、オキサロール(活性ビタミンD剤)を使用しない方法でありますか。」と私
が問いましたら。「骨に負荷がかかる運動をするとよい。」と。PM3:30以降の話し合いで、「こうした運動によるインタクトPTH値低下の
データはありますか。」とお尋ねしましたが、「知らないし、無いでしょう。」と答えられました。実践すべきか・・・。
更に、2013年の当院Drの愛読書でありましょう透析医学会ガイドラインの解説本を見せて頂いた。その本には、ガイドラインの原文は記
載されていないようで、質問形式の解説書でありました。『インタクトPTHについては、高くなっても左程問題にする必要がないと解説されて
いた。』
更に、その解説書には、どこにも、60〜180pg/mlを維持した方が活性がよいとか、生命予後がよいという言葉は、一切記述されていな
い。表紙をめくると、某大学の先生名が羅列されており、その名簿には、透析医学会のガイドライン作成者名は、なかったかのようでした。
不思議でしかたがありませんでした。どこが出版しているのか、医学のどのような専門家が記述されているのかは、よく分かりませんでした。
次回には、その部分のコピーをお願いしてみます。 (平成28年7月1日 記載)
*
昨年もそうでしたが、私の場合6月〜7月にかけては、DWがめまぐるしく変化する時期のようです。昨年は、2.5Kg低下させて対応し
ました。今年も7月4日(月)の透析日までにほぼ1Kg近い低下をしても透析終了時の最高血圧は、130台、ベストのDWであろう110台
から外れている。
透析日に食事を透析中に頂いていますから、病院側は、私が申し出ない限り500g除水していたのでしょう。実際は、病院側の配慮で
業者から高齢者用弁当(当院では、減塩食と言っていますが・・。)を取り寄せ患者さんへの配慮としています。以前は、当院自前の病院
食を造る施設を院内に設置していましたが、2・3年前閉鎖。儲からないから(赤字を出していたのでしょうか。)止めた?とか・・・。
急にそうした透析日の食事配慮は、患者さんの手前無くせない(他所へ転院されるかも?)と考えられたのでしょうか。外注となり、そこ
そこの値段で、配給されるようになりました。その最初の取り寄せ業者さんは、その後撤退。利益が出ない事が大きな撤退理由でしょうか。
今は、代替わりした2代目の外注食事配給会社になりました。値段は、横ばい、食事量は大幅ダウン。それでも除水量の透析中食事
量は、500gのままでした。自身の身体的諸症状から何か変だと思い、病院食の正味食事量を教えて欲しいと依頼(外注食事の全権は、
当院では、栄養指導員の方が担当されています。)しますと、食事容器の重ささえご存知なく、まったく食事量の重さは、ご存知でなく、業者
まかせという状況でありました。
まずは、1週間毎日正味食事量を量って欲しいと依頼。大きなばらつきがあった。単品での値段の高い食材が使われている時等は、500g
という設定で、400gをきる重さの日が3日。400g未満〜500g未満の範囲で変動していた。
食事配膳会社も営利が目的。弁当代が一定であれば、その時々の食材の値段にあわせ変化させていることは、自明の理。DWの観点から
すれば、透析中に食事を取る患者さん(当院では、数名カ)への配慮があろうかと思いますが、病院側は、患者さんの便の為にしている事、そ
こまではしないようです。(たかが、100g・200g多かろうと少なかろうと大勢に影響はないと考えてみえるのでしょうか。実際は、調べるまでは
透析スタッフ全員ご存知でなかったかのようですが・・。)
せめて1年間、毎日ではなくても、月毎に1週間程度食事量を測定する義務がありはしないだろうか。DWを大切にする透析病院であれば・・。
<付記>現在は、私が、透析食?を院内で量っています。<平成28年7月11日より2週間。>
*
平成26年7月11日〜22日の月・水・金曜日の6日間透析ベットで調べました。
正味食事量は、366・369・372・435・377・408gであり、容器の重さは、二つで289・295・293・289・292・289・292g。
正味食事量の6日間の平均は、約388gであり、DWに関わる除水分 400gはほぼ妥当であると確信致しました。
毎月1週間程度確かめれば、年間通しての妥当性がはっきりすると思いました。経済変動が激しい時ゆえ弁当配給会社も、知恵を
絞って材料を購入していましょうから。安く出来るからと言って廃棄食品の流用だけは勘弁願いたいものです。*
ここは、DWは、年間を通してほぼ一定が原則のようで、私もDrからDWは、75.0kgに固定したらと勧められました。私は、年間では、DW
は変動すると考えていますからやんわり断りました。考えて下さい、夏場は、普通に過ごしても体重減、冬場は、体重増が一般的。1週間でも
体重は、かなり変動するのが普通ではないでしょうか。危険因子のK・P・Ca等には配慮した食事をするのは、必要ですが・・・。
(平成28年7月6日 記載 後日訂正加筆)
血液検査データ H28/7/11 血液検査データ H 28/ 7/25
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 45.2 6.3 86.1
尿素窒素 41.2
5.7
86.2
クレアチニン(〃)
10.30 2.07 79.9
クレアチニン 10.17
2.05
79.8
カリウム(mEq/l) 4.1
3.1
カリウム 4.0
3.1
カルシュム(mg/dl) 9.3 9.1カ
( 補正 ) カルシュウム 9.4
8.9カ (補正値)
リン (〃) 5.8
2.1
リン 5.2
1.8
尿酸
9.0 0.9
尿酸 7.6
0.8
血糖値 157
ヘモグロビン(g/dl) 12.1
ヘモグロビン 12.0
ヘマトクリット(%) 36.2
ヘマトクリット
36.0
アルブミン値 3.9 アルブミン値 3.8
i-PTH (pg/ml) 218
i-PTH
251
Kt/v値 2.32
Kt/v値 2.31
QB 380
QD 最大640 透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 76.4Kg
後体重 75.5Kg DW
75.8Kg (実質)
針 15G 6時間透析 補液 10リットル/時 (計算上は、0.6Kgの除水、実質0.9Kgの除水量)
前体重 77.0Kg
後体重 75.7Kg DW 76.0Kg(実質)
ALP値は、今回の検査でも216U/L(基準値 100〜350)
(計算上は、1.0Kgの除水、実質1.3Kgの除水量)
7月最初の血液検査。ややリンの値が上昇、当然でしょうアルブミン値が上昇していますから。リンが上昇したのは、蛋白をやや多く
摂取したからでしょう。透析にてリンを抑えることは、出来かねていますから、リン吸着薬(ホスブロック錠 毎食前 1錠 250mg)を使
っていますが、食事量を上げれば、錠剤を更にもう1錠追加しないとリン値は下げる事出来ない状況と考え、7月13日(水)のDr回診時
に変更を申し出、裁可されました。4.5の数値を目指します。それで、インタクト値も下がるのでは・・・。
やや気になっているのが、血糖値。動脈血(シャント血)で、157mg/dl。血液検査票の正常値範囲から大きく逸脱している。
果糖の取り過ぎと運転中の飴玉が原因カ。食事もやや甘めの味付けが好きですから・・。血液検査も、血糖値の推移が、上昇傾向に
ありますから。
Drからのコメントは、上昇している血糖値については特になし。この程度では、Drには、目に留まる数値ではないかのようです。
心配に成りましたので、下記のURLで確認致しました。
*
インターネット上の血糖値の項目には、血糖値は、動脈・毛細血管では、静脈から採取した血液での血糖値より10〜20mg/dl高く
なると。更に、食後2時間血糖…140mg/dl未満であれば、正常かと。
また、早朝空腹時の血糖値が、静脈血 126mg/dl以上か、食後2時間以内の血糖値が、静脈血 200mg/dl以上の場合糖尿病
を疑うと。(詳しくは、http://medical-checkup.info/article/44936157.html
を参照されたい。)* (平成28年7月20日 記載)
7月2回目の血液検査。とうとうインタクトPTH値は、240を超え、251pg/dlまで上昇。回診時Drより、「ホールPTHを調べます。」と
私が聞くより先に話された。確かにインタクト値は、上昇していますが、ALP値は、今回の検査でも216U/L(基準値 100〜350)で
あり、骨マーカーには、異常は無い。リン・Caも基準値以内。しかし、オキサロール薬の効果は出ていない様子。リン値は、ホスブロック錠
を毎食 2錠(前回の血液検査までは、1錠)にした効果が出ているようです。 ( 平成28年7月30日 記載 )
7月末の2回目の血液検査で、i-PTH値が、251pg/mlに上昇。ガイドラインの大きな適正範囲をはじめて超えた。Drは、回診時、ホール
PTHを検査すると告げられた。実施日は、8月1日(月)と。結果は、3日(水)に届いた。99.9pg/mlでありました。平常値内のやや低い値
かと。
残念ながらインタクトPTH値は、検査されていなかったので、比較しようもなかった。
しかし、推定値くらい出そうと、拙稿 アルブミン値が分かる血液検査票からみたカルシュウム値の前後値の推移 で記述しました。
そして、平成28年8月5日(金) 回診時に、レグパラ錠の使用を具申しました。最初のうちは、否定的な事柄を述べてみえましたが、「君が
使いたいのであれば、」と処方して頂けた。処方箋は、毎朝食後25mg 1錠でありました。申し訳なかったのですが、透析諸兄からのメール
にて、レグパラ錠は、食後7〜8時間経過した後以降の血液検査が望ましいという書き込みがあり、急遽夕食後に変更。5日(金)の夕食後か
らレグパラ錠を服用。 (平成28年8月8日 記載)
血液検査データ H28/ 8/8 血液検査データ H 28/ 8/22
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 48.9
6.0
87.7 尿素窒素
45.1
5.8
87.2
クレアチニン(〃)
10.66 2.05 80.8
クレアチニン 10.39
2.01
80.7
カリウム(mEq/l) 4.0
2.9
カリウム
4.0
2.9
カルシュム(mg/dl) 9.4
9.2カ 補正値
カルシュウム
8.9(補正)8.9
リン (〃) 5.4
1.8
リン
5.1
1.7
尿酸 8.9
0.9
尿酸
7.8
0.8
HbA1c(NGSP)
4.9
アルブミン値 3.8
ヘモグロビン(g/dl) 11.4
ヘモグロビン
11.3
ヘマトクリット(%) 34.6
ヘマトクリット
34.4
アルブミン値(g/dL)
3.7
W-PTH 141.6
W-PTH (pg/ml) 125.8
i-PTH
261
Kt/v値 2.47
Kt/v値 2.42
QB 380
QD 最大640 透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 76.4Kg
後体重 75.1Kg DW
75.5Kg
針 15G 6時間透析 補液 10リットル/時
透析終了直後の尿量 200ml
前体重 76.2Kg 後体重 75.3Kg DW
75.5Kg(実質)
透析終了直後の尿量 200ml
8月1回目の血液検査が、AM9時少し過ぎ頃行われた。3本に分けて遠心分離されたようです。
通常の検査結果は、10日(水)には、届いた。ホールPTHは、11日(木)AM7時前頃病院に届いたようでした。
その結果は、W−PTH値 125.8pg/mlでありました。
1日(月)より若干上昇していました。インタクトPTH値が分かりませんので、副甲状腺から出される1−84PTHホルモンのみの上昇を確認。
(レグパラは、副甲状腺にCaが多いと勘違いさせる働きがあるとも聞き及んでおり、骨を溶かす1−84PTHは減少しているのではと推測し
ていましたが・・・。逆の結果に。7月最終週の金曜日からオキサロールは、全て2.5μに変更した所為もあるのかと推測致しております。)
オキサロール(2.5μ)が、働いたのでしょうか。Ca値は、7月末の値より0.1mg/dl上昇カ。リン値も、0.2mg/dl上昇。まだレグパラは、3
日間しか使用していませんからはっきりした事は分からないでしょう。
レグパラとリン吸着薬(ホスブロック錠)の服用を夕食前後という時間差を少し空けたのですが、ホスブロック錠の働きが阻害されたかも知れ
ません。
8月12日(金)の回診時Drへ、8月2回目の血液検査時「W-PTHとi-PTHの両方検査出来ませんか。」と言いましたら、「いいでしょう。」という
返事が頂けました。これで、2週間レグパラを服用した後の結果を知ることが出来るようになりました。
本当は、1週間後の方がP・Ca値が上昇して、ガイドラインの適正範囲を超えてもすぐ対処できるのですが、2週間では、やや不安があります
が、病院の検査日程でもあり、止むを得ないかなと思っています。 ( 平成28年8月12日 記載 )
8月2回目の血液検査。今回は、W-PTH 141.6pg/ml
i-PTH 261pg/mlであった。本来のI-PTH値は、141.6。それ以外のPTHは、261
−141.6=119.4となり、8月上旬のそれ以外のPTHの推定値を151とすれば、151−119.4=31.6程減少したのでしょう。
骨を溶かす(吸収)作用は、更に働くようになったのだろうか。
この血液検査より1週間強 レグパラ錠を毎日服用しましたから、W-PTH値は、減少すると思っていた。透析先達諸兄にお聞きしますと
すぐに効果が現れる場合も有り、そうでない場合もありますから、あわてないでゆっくり様子を見ればよいとアドバイスされた。
CRP定性も(−)。体の内部での炎症も今の所無さそうです。その他の項目については、可もなし、不可もないようです。
( 平成28年8月27日 記載 )
平成28年9月1回目の血液検査と胸部レントゲン撮影と心電図検査が12日(月)にあった。レントゲンでは、肺の写りは、6月より左肺下
は、少しきれいに写っていた。心胸比は、6月 49 9月 48.5であった。心電図は、Drからは、異常なしと告げられた。
9月14日(水)血液検査の一部が、送られてきていた。P・Caは基準値以内。アルブミン値は、前回と比べ0.2g/dL低下した3.6g/
dLであった。私自身食事量は、前回の検査時とほぼ同様な食事であったと思っている。食事は、毎日ほぼ同じような繰り返しであり、
特別に変えてはいない。何故下がるのか考えてみた。Drからは、下がった理由は誰にも分からないとも言われましたが・・・。
前回の血液検査と透析でかわった点は、血流量を30mL/分だけ下げた事。それ故アルブミンの抜けは、前回より悪い筈。もっと体
に残っていると思われます。下がる理由にはなり得ないのでは・・。
では、何故アルブミン値は、下がったのか。抜けたアルブミンは、2g/L。とすれば、私の体重は、75Kg強、体重の13分の1 約8%が、
血液量とすれば、75×0.08≒6(L)カ・・血液量。抜けたアルブミン量は、2×6=12gカ。この12gは、どこに消えたのでしょうか。前回の
検査から既に3週間経ち、透析は、9回。その間尿量は、毎日あり、その量は、平均すれば、500〜600mL台であった。透析翌日は、 300台の時もあり、一定ではありませんが・・・。
私は、尿中に混じって排泄された可能性を考える。素人考えですが・・・。前回の血液検査の前日の尿量は、600mL、今回の血液検査
の前日の尿量は、850mLであった。やや尿量が前回より多い事がそうした結果になったのではないかと。血液濃度を無視していますから
あまり当てにはならないかもしれませんが・・・。
*
しかも、私の尿検査は、平成27年11月では、4+。蛋白含有量は、10g/L以上であり、尿量が850mL−600mL=250mL多かっただけ。
10g×0.25=2.5g以上(尿中の蛋白含有量)の筈。3週間の間に徐々に尿量に含まれアルブミン量は減少傾向を示していたのでありましょう
か。
透析中の食事量も9月5日(月)から2週間調べています。透析では、400g相当として処理されていますが、6回分では、全て実質食事量は、
400g以上。実質食事量が多い時は、500g以上が2回、400g台の中位が4回。引き足りていない状態かと。2ヶ月前の調査では、差し引きは、
400gに相当していた。弁当業者からの食事であり、それ程厳密にはされていないと推測されます。ご飯量も、しっかり詰めてある時とふんわり
詰めてある時とまばら。配膳する方がその時その時で違うのか、気分にむらがある方がされているのかも。
少し体内に水が残った可能性があり、DWが適切であれば、最高血圧は、私の場合ベストが、110台。残念な事に血圧は、120〜130台ばかり。
もう少し除水量を多くする必要を感じている。いろいろ試していますが、DW(75Kg)より更に500g程度多く除水するのがいいのではないかと・・・。
(平成28年9月14日 記載 17日追加記載)
血液検査データ H28/9/12 血液検査データ H 28/ 9/26
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 42.9
6.0
86.0
尿素窒素 39.1
5.7
85.4
クレアチニン(〃) 10.38 2.18 79.0
クレアチニン 10.15
2.27
77.6
カリウム(mEq/l) 3.6
2.9
カリウム 3.5
3.0
カルシュム(mg/dl)8.9(補正) 9.0
カルシュウム 8.6(補正) 8.8
リン (〃)
4.5 1.6
リン 3.9
1.7
尿酸 7.8 0.8
尿酸 8.1
0.9
アルブミン値 3.6
アルブミン値 3.9
ヘモグロビン(g/dl) 11.4
ヘモグロビン 12.1
ヘマトクリット(%) 34.2
ヘマトクリット
36.1
B2MG(mg/L)
21.7
3.8
w-PTH (pg/ml) 159.4
w-PTH
89.4
Kt/v値 2.33
Kt/v値 2.27
QB
350
QD 最大640
ダイアライザー ニプロ Fix-250s
eco 透析条件 前回と同じ 但しQDは、最大640カ QB
350
針 15G 6時間透析 補液 10リットル/時 前体重 75.4Kg
後体重 74.0Kg
DW
74.5Kg
前体重 75.8Kg 後体重 74.3Kg DW
74.5Kg(実質) ALP 309 U/L (やや数値が上がっていますが・・
副甲状腺機能亢進症でも数値は上昇するとか。)
9月1回目の血液検査の結果を16日(金)に頂けた。
9月16日(金)W-PTH値が、上昇していたからでしょうか。Drからオキサロールは、2.5μを維持し、経口錠剤(ロカルトロール錠剤 0.25μg)
1錠/日にするとPTH値を押さえられるとか。やっと本腰を入れていただけるのかなと思いました。
9月2回目の血液検査の結果が、9月30日(金)頂けた。w−PTHの推移は、下記のようになっています。
年月日H28/8/1 8/8
8/22
9/12 9/26
i-PTH × ×
261 ×
×
w-PTH 99.9 125.8 141.6 159.4 89.4
QBは、以前の380−>350に下げ、オキサロール2.5μに週3回と変更し、しばらく続け、PTHの上昇傾向が極端になってきたからでしょ
うか毎日1錠ロカルトロール 0.25μgを追加する措置の導入に相なりました。
レグパラ錠は、翌日が透析日の時は就寝前に飲んでおり、尿量は就寝後の夜・朝が私の場合大部分を占めていますから、服用した薬効が、
就寝前では、弱くなるかもと思い、明け方に飲むのは透析の無い日(火・木・土・日)と決めて服用しております。レグパラは、8月早々から服用。
ロカルトロール錠剤は、9月16日から処方され、レグパラ錠と一緒に服用しました。
その血液検査が、9月26日(月)にありました。ロカルトロールとレグパラ併用服用は、9日間となり、レグパラ単独服用からほぼ2ヶ月弱経って
おります。結果は、9月30日(金)に分かりました。何とW-PTH値 89.4pg/mlと低下しました。やっと効果が出始めたのかも知れません。
しかし、ALP値は、H28/7/25では、
今回の検査でも216U/L(基準値 100〜350)ー>H28/9/26では、309U/Lに上昇。基準値内では
ありますが、何を物語っているのでありましょうか。
引き続き、同様の服用で様子を見ていく事になりました。そして、Drには、透析補液 10L/時ー>8L/時の変更を申し出ました。アルブミンの
漏出を抑える事を主眼にB2Mgを少し犠牲にして、透析液のダイアライザー通過量を増やしてどのような検査結果が得られるか。
(平成28年9月30日 記載)
血液検査データ H28/10/12(水)
血液検査データ H 28/ 10/24 市の健診での血液検査 H28/10/4(火)
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
血液検査データ
尿素窒素(mg/dl) 32.0
4.7
85.3 尿素窒素 50.8
7.3
87.5
尿素窒素 未測定
クレアチニン(〃)
8.79 1.89 78.5 クレアチニン 10.34
2.14 79.3
クレアチニン
5.40
市の健診と透析
カリウム(mEq/l) 3.7
2.9
カリウム 3.9 3.1 カリウム
3.7 病院での血液検査
カルシュム(mg/dl ) 9.1
8.6
カルシュウム9.0(補正) 9.1 カルシュウム
9.3 共に透析日後であ
リン (〃) 3.3
1.4 リン 4.4
1.4 リン
2.9 りますが、尿酸値・
尿酸 6.5
0.6 尿酸 8.6
0.9 尿酸
3.2 クレアチニンに大きな
血糖値 123 アルブミン値 3.8 アルブミン
4.0 隔たりがあるよう
ヘモグロビン(g/dl) 12.7 ヘモグロビン 12.0 ヘモグロビン
12.9 です。
ヘマトクリット(%) 37.5 ヘマトクリット
35.6 ヘマトクリット 38
w-PTH (pg/ml) 108.1 w-PTH 77.3
血糖値
84
Kt/v値 2.23 Kt/v値 2.38
HbA1c 4.8
QB 350
QD 最大640 透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 76.8Kg
後体重 73.9Kg DW
74.3Kg (実質)
針 15G 6時間透析 補液 10リットル/時
前体重 74.6Kg 後体重 73.8Kg DW 74.0Kg(実質)
平成28年10月1回目の血液検査、通常(月曜日検査)と違い水曜日検査となりました。可もなく不可も無い結果となりました。次回は、
アルブミン値・B2Mg値もだされるのではないでしょうか。ヘモグロビン値が、上昇してきましたので、増血剤を水曜日750を来週から止め
ように依頼。実施していただけるとの事。W−PTHは、やや上昇。 (平成28年10月15日 記載)
平成28年10月24日(月) 10月2回目の血液検査。やはり、ヘモグロビン値は、やや下がっていた。造血剤を1回少なくして正解か。
W−PTHは、77.3pg/dLと低下。レグパラ錠今までは25mg 1錠を毎日服用していましたが、Drに、レグパラ錠を12.5mgに変更
を申し出ますと快く受け入れていただけました。これで、2週間後の11月血液検査の結果次第で再考しようと思います。
後の数値は、可も無く不可も無い状況下と。
気になることは、当院の透析前体重からの除水量後の透析後体重について。普通DWを基に除水量が決まります。透析後は、DWの
体重に近づく筈。やや下回る事が通常でしょう。そりゃそうでしょう。透析中薄い布団を被って透析時間を過ごしますから、自然発散があり
ましょうから。
10月24日(月) 前日の私の裸体重を、測れませんでした。自信がなかったので、少し除水量を減らし、更に透析直後にも0.1Kgそして
透析終了1時間前にも0.2Kg減らしました。血圧値がやや下がり気味でありましたから。透析前体重は、76.8kg、実質のDWは、74.6
Kgだったでしょうか。
とすれば、除水量分が透析前体重から引かれますので、予想はDWになる筈。とすれば、74.6kgでしょうか。
実際は、透析後体重 73.9kgでした。その差は、74.6−73.9=0.5kgとなりました。それまでは、差は、多くても0.2kg前後でした。
この日は、コンピューターに詳しい方が下の階から来られ、パソコンを操作されたのでしょう。その後大きな声で、若いナースさんにブラック
ボックスの話をしてみえました。久しぶりに声枯れも起こり、透析最終の最高血圧も100を切りました。久しぶりのことではありました。
当院に私が転院してからこの病院の除水量と透析後体重は、本当にぴったり符号している事にびっくりしておりました。今はみえませんが
すごい技師さんであり、患者さんの立場で考えられる方と見受け、符合する事の不思議さを指摘しますと困った顔をされた事が思い出され
ます。当然自然発散を想定しての質問でしたが・・・。その後、何らかの操作をされたのでしょう、DWよりマイナス0.2〜0.5kgになりました。
(DWが私にとって適切な数値であった場合はです。)
こうした事から、私自身何回かの透析を経験して一定のきまりを見出し、透析に生かすようにしてきました。それは、それでありがたいことで
はありました。
10月26日(水)の透析の場合
透析前体重 当初のDW 除水量 透析直後の変更 透析終了2時間前の変更 透析後体重
75.6kg 74.6kg 1.0+0.8Kg 0.1kg減らす 0.3kg除水量を増やす 74.0kg
実質DW 実質除水量
74.4kg 2.0kg
透析前日の裸体重は、74.4kgでしたので、着衣体重 75.6kgであり、実質除水量は、2.0kg。透析中の最高血圧が、下降しませんか
ら除水が少ないと考えて、0.3kg増やしましたが・・・。最終の最高血圧は、108であり、やや引きすぎました。DWは、少し甘めの方が体は、
楽になるような気が致します。前日の裸体重に0.1kg足したDWがよさそうです。
10月28日(金)の透析
透析前体重 DW 除水量 透析後体重 透析最終最高血圧 前日の裸体重
74.9kg 74.5kg 0.4+0.8kg 74.3kg 131 量れませんでした。もしかしたら74.1kg前後になってい
たかも知れません。
季節的な体重の増減やら1週間内の体重の増減等このように除水量が、裸体重より0.1kg多いか少ないかでも、透析最終最高血圧は、上下す
るようです。
参考までに、10月17日〜10月28日までの月・水・金の透析中の私の食事量を記載しておきます。
10月17日(月)10月19日(水)10月21日(金)10月24日(月)10月26日(水)10月28日(金)
おかず 191 216 250 215 199 173
ご飯
184
196 207
201
227 208
お茶
51
54 62
66 69 51
計 426 466 519
482 495 432
(−74g) (−34g) (+19g) (−18g) (−5g) (−68g)
*
お茶は、飲むのが目的ではありません。透析中には歯磨きが出来ませんからその代わりです。食事量だけでみれば、
実質 375g 412g 457g 416g 426g 381gです。 相当なばらつきがあるようです。
業者から運ばれる病院食は、500gを基準に考えますから、−50g以上の時には、除水量に関わってくるのではないでしょうか。
( 平成28年10月28日 記載 )
血液検査データ H28/11/14 (今回 夜透析) 血液検査データ H 28/ 11/28
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl)
57.2
8.4 85.3 尿素窒素 49.4
7.1
85.6
クレアチニン(〃) 11.71
2.47 78.9
クレアチニン 10.21
2.27
77.8
カリウム(mEq/l) 4.2
2.9
カリウム
4.5
3.3
カルシュム(mg/dl) 9.7
8.6
カルシュウム 9.6
9.4
(前値のみ補正値)
リン (〃) 5.4
1.5
リン
4.1
1.6
尿酸 9.7
1.1
尿酸
8.3
0.9
アルブミン値(g/dL)
4.0
アルブミン値
3.9
ヘモグロビン(g/dl)
11.8 ヘモグロビン
11.8
ヘマトクリット(%) 35.5 ヘマトクリット
35.4
血糖値(mg/dL)
116
ALP
272
w-PTH (pg/ml) 103.4
w-PTH
120.5
Kt/v値 2.29
Kt/v値
2.31
QB 350
QD 最大640 透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 77.0Kg
後体重 75.2Kg DW
75.5Kg
針 15G 6時間透析 補液 8リットル/時
前体重 77.9Kg 後体重 76.0Kg DW
76.0Kg(実質)
10月途中から体重が上昇し始めた。DWは、変更せず除水量にて調整。10月途中から200−>300−>500と除水を残して、DWは、実質
74.5−>75.0Kgと変えていきました。11月最初の血液検査時は、更に除水を1Kg残して今回は夜透析となりました。j実質DWは、76.0Kg
となりました。
それでも、最終のベッドから起きた最高血圧は、100台であったかと。まだ少し除水の引きすぎかと推測致しました。前日まで旅行をしていまして
かなり食事量は高蛋白質を取りましたので、久しぶりにアルブミン値が、4.0pg/mLとなりました。家での食事量では、かなり蛋白質を取っていま
すが、4.0pg/mLにはほとんどなりません。カルシュム値も久しぶりに高い値を示しました。基準値内での変動ですが・・・。
W−PTH値は、レグパラ錠を25mg−>12.5mgに変更して2週間後の検査でしたが、若干上昇傾向がみられました。1回のみの検査結果か
ら判断しずらかったのですが、思い切ってDrに再度レグパラ錠を25mgに変更したい旨伝えました。受け入れて貰えました。今回は、透析日は、
レグパラ錠は、12.5mgで、そうでない日は、25mgを服用して様子をみようと思っています。処方箋薬局の方に、薬が替わった事を聞かれ、PTH
値を安定させる為に交互にレグパラ錠を変えて服用する事を告げますと「成程」と言われました。どのような結果がでるのでありましょうか。
透析医学会のガイドラインには、w−PTHとI−PTH値の互換変数が示されています。I−PTH=W−PTH×1.7かと。あくまで今までのI−PTH
でみていた透析病院から転院して、W−PTHで検査する透析病院相互間の利便性を考えての記述かと。生体によってこの変数は、若干ばらつき
があるようにも某DrのHP上に記述されており、私自身両方のPTH値を検査して頂いております。H28/8/22の検査です。
W−PTH 141.6 I−PTH 261 でした。互換変数=I−PTH÷W−PTHで出るはず。261÷141.6≒1.84。私の場合は、1.84で計
算した方が適切ではないでしょうか。1回限りの検査ですのであまり信用はおけませんが・・・・。
そうそう近々レグパラ錠の服用薬にも、静脈注射にて行うレグパラ錠の代わりになる小野薬品から「エテルカルセチド」なる物が申請されたようで
すから使用 可になりましょうか。
詳しくは、https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/53596/Default.aspx を参照されたい。
(平成28年11月22日 記述)
11月の最終週より火・木・土曜日透析に変更。12月中のみ。火・木・土は、午前中透析のみ。コンソール等透析液関連の洗浄等が行われるよう
で、最終時刻は、午後2時半頃か。6時間透析の私は、穿刺を午前8時頃にしないと業務に差し障りがあるようでしばらくの間は、して頂ける事にあ
いなりました。
通常の時刻より通院時刻が早くなり、車は勿論、通勤通学の人・自転車が多く結構神経を使いそう。通常は、20〜30分で行けるようですが、や
や時間が掛かるようです。(自分で車を運転して通院)
ややカルシュム・ホールPTH値は、上昇。きちんとレグパラ錠・ロカルトロール錠剤を飲んでいますが・・・。様子をみるしかないでしょう。
(平成28年12月2日 記載)
血液検査データ H28/12/13 (火) 血液検査データ H 28/ 12/26
(月)
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 58.3
7.9 86.4
尿素窒素 34.3
4.6
87.5
クレアチニン(〃) 10.58
2.22 79.0
クレアチニン 8.38
1.77
78.9
カリウム(mEq/l) 3.9
2.9
カリウム 3.7
3.1
カルシュム(mg/dl) 9.7
9.5
前値ノミ補正 カルシュウム 9.6
9.2
前値ノミ補正
リン (〃) 4.9
1.8
リン 4.3
1.7
尿酸 8.3
1.0
尿酸 6.0
0.7
血糖値
139
ヘモグロビン(g/dl) 11.6
ヘモグロビン 11.6
ヘマトクリット(%) 34.8
ヘマトクリット
35.7
アルブミン値 3.7 B2-Mg 17.7
3.6
W-PTH (pg/ml)
88.2
W-PTH 95.2
Kt/v値 2.44
Kt/v値 2.39
QB
350 QD 最大640
透析条件 前回と同じ
但しQDは、最大640カ
ダイアライザー ニプロ Fix-250s
eco 前体重 76.2Kg
後体重 74.6Kg DW
74.8Kg (実質)
針 15G 6時間透析 補液 8リットル/時
前体重 77.2Kg 後体重 74.6Kg DW 75.0Kg(実質)
12月は、透析日を、火・木・土に変更。午前8時頃穿刺、大体帰りは最後。この透析日の後スタッフにより透析液等に係る回路内の洗浄が行
われる為穿刺時刻は、特別に早めて洗浄の支障にならないようにして貰っている。12月最終週からは、また、月・水・金に戻ることにしています。
やっとW−PTH値が、下降。数値88.2pg/dLとなりました。後は、特に可もなく不可もない血液検査結果でありました。(平成28年12月20日記載)
12月の最終週から元の月・水・金曜日に透析日を変更。その為、変則の一日後透析となりました。それ故尿素窒素・クレアチニン値は、相当良い結果
となりました。B2-MG値も、20台を割っています。それ以外は、一日空いただけの透析でも数値は、それ程変わっていません。
ホールPTHは、若干上昇したようで、95.2pg/mLとなりました。 (平成28年12月30日 記載)