これから 透析 をはじめる方へ
血液検査データの見方
私が、血液検査データをそこそこ読めるようになったのは、次に掲示する HP上の透析データの解説に
よるところが大であった。参考までに HPアドレスを記述しておきます。
人工透析二人会のHP上の私の各種透析データの解説
参照 http://www.nininkai.com/
まずは、物は試しです。HPを開いて熟読玩味してください。
透析二人会は、透析患者さんのHPであり、よくぞここまで調べ、実践されているなあと感心するばかりです。
お陰で、私自身の血液検査データを、透析開始から今日まで市民病院から頂いた記録冊子に記述しており
ましたので振り返ることができました。
私の例で言えば、i-PTH(インタクトPTH)値が、ある透析専門病院の透析で、数ヶ月強60以下の29,17,22,
18、34、38、48、50,49が毎月の値でした。私は、その当時、その値の数値がいいのか悪いのかまったく知
らないので、言い換えれば無知でしたので、ドクターに任せていたのです。そこで、以下の太字の内容をHP上で
知りました。
日本透析医学会の「 慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン
」によれば、
透析患者の場合の「インタクトPTH」の管理目標値は、透析前数値で「60〜240」とされ
ています。
私も、オキサロールの使用説明書を検査技師さんから貰い読んでびっくり。しっかりと書いて
あるではないですか。インタクトPTHが低位になった場合は、使用を中止する必要があると。
透析を始めた市民病院での透析条件をそのまま続けていたようです。透析患者本人がデータの見方を知
らないと言うことは本当に恐ろしいことだと思いました。これ以後、私は、血液検査データの読み方を必
死で読み始めたのです。
より良い透析を求める貴方には、下記のHPもお勧めします。透析歴40年弱。平成20年にお亡くなりになら
れましたが、永久不滅のHPとして存続していくことでしょう。
参照 http://www.max.hi-ho.ne.jp/k1716v/
必要な項目を活用されるといいのでは。
私は、透析病院を一回変えていますが、大抵の透析患者さんは、同じ所で続けて透析をして見える場合が多
いかと思います。また、ドクターにお任せの方が多いのも事実です。
それからは、あくまで自分の体に合った透析施設を見つけるべく、いろいろな透析専門病院をインターネッ
トで探しました。
そして、現在の某外科内科病院の透析施設にたどり着いたわけです。
その病院には、転院した当時、進歩的な検査技師さんがみえ、私の要望をことごとく受け入れて下さり、
ドクターと相談して実践していただけました。
その意味では、この病院の透析には十分満足しておりますし、欲を言えばきりがありませんので、ドクター
の寛容な治療姿勢の了解のもと順次より透析効率が高まる透析に進んでいければいいと思うこの頃です。