透析室でのナースさん或いは病院内補助者さんと透析患者さんの会話について

         1.はじめに
            透析室は、患者さんの為のテレビ視聴が可能なっている場合が多い。ほとんどテレビ視聴ができるように
           なっていると言っていいのではないかと。

            そのテレビ視聴時は、テレビカードを患者自身が購入し視聴する場合が多いのでありましょう。そして、視
           聴時には、声が漏れないようイヤホーンの使用を義務付けています。静かに他を思いやる姿勢が貫かれて
           いるようです。

            では、病室内の会話は、どのようになっているのでしょうか。はっきりとしたルールは決められていないと言
           った方が正解でありましょうか。
            バスの中でも、携帯電話は、他のお客様のご迷惑となりますから、マナーモードか、通話はご遠慮下さい。と
           は、運転手さんから放送がありますが、バスの中での会話については、ほとんど何も言われないのが普通。

            中には、大きな声で話をされる年配の女性の方、高校生のどちらかというと女子高生、耳の遠い方の声でし
           ょうかバスの中では、逃げ場があまりありません。静かにしておられる方もあり、こうした閉じられた場所での
           会話には、一定のルールがあってもいいのでは、と思うのは私だけでしょうか。

            こうした場所での会話は、出来るだけ小声で、近くの人に迷惑をかけない配慮は、必要ないのであろうか。

        2.透析室での会話について
           透析患者さんの中には、話し好きな方もいれば、ほとんど話をしない方もいるようです。また、痴呆症の方も
          あり、いろいろな方の集団でありましょう。

           しかしであります。透析室は、病室であり、どうしても病院側の人と患者さんが話し合わなければならない事は
          ありましょう。自身の体の事柄に関する限り、透析中しか話せないことではありましょう。世間話などは、必要の
          無い事ではあります。それを、だらだらと隣で話されたら、隣や更にその隣の患者さんがどのように思うのでしょ
          うか。

           小声で、出来るだけ迷惑をかけない様に話されるのであれば、迷惑ではありましょうが、誠意は感じられる筈。
          まったく何も考えられず、普通の声で話される方が多いのも事実。

           病院関係者は、ある程度は心得てみえるようで、長話の時は、声を潜めて会話に入ってみえるようです。患者
          は、余り考えないのが普通でしょう。病院関係者が、少し声を潜めて下さいと言えば済みそうですが、それは、さ
          れません。

           私が知る限りの透析専門病院では、そうした会話については、患者まかせになっているようです。

           透析病院では、やはり患者様は神様なのでしょうか。さわらぬ神にたたりなし。ほっておいた方が、病院経営に
          はいいという判断なのでしょう。強い言い方はされないのが普通です。バスの経営者もきっと同じ判断から、バス
          内での会話についても強くは言われないのでしょう。バスの乗客さまは、神様でしょうから。

        
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