平成27年の借りている畑の野菜作りと我が家の庭先の菜園

           1.はじめに
              平成27年がはじまりました。先年の野菜作りの収穫を終え、そろそろ夏野菜の準備です。
              玉ねぎは、例年の収穫以下。玉は小さく、ほとんどが小さな玉のまま。200近く植えましたが、半分は、ゴルフボール
             位。それでも、もったいない精神が頭をもたげ、そのまま煮込んで食しました。やや大きめの玉ねぎは、例年のように、
             車庫につるしてあります。

              いちごは、3畝分に広げたため、例年以上の収穫。草取りを手抜きした関係で、赤いイチゴは、草の中。鳥よけネット
             を張らなくても、被害にあわず、これからは、この方法がよさそうです。ここは、1畝分を除いて秋口までこのまま放置。

              玉ねぎの畝を一番最初に取り掛かり、備中くわにて起こし、少量の鶏糞と落ち葉を入れて再度起こし、苦土石灰を撒
             いておきました。2畝分であります。6月上旬頃の事です。ここは、さつまいもを植えるよていであります。

              聖護院大根の2畝は、鶏糞・雑草の枯葉を敷き込み、耕しました。とうもろこしを育てる予定。今年は、いつも以上に
             遅めに発芽させた方が収穫がよいとの情報を得ており、急ぎませんでした。

              じゃがいもの2畝は、そこそこ育ち、収穫できました。ここには、鶏糞をやや多めに入れ、耕し、消石灰をまいておきま
             した。

           2.失敗続きの野菜作り
              借りた畑での野菜作りは、とうもろこしについて発芽に失敗。1年前の残った種を使い、あろうことかやや種を深め直播
             した為か、ほとんど発芽せず、何ともならない状態であり、畑は、そのまま放置。

              じゃがいもの畝には、白系の里芋の種芋を植えました。なかなか発芽せず、気をもみましたが、芽を出しました。畑には、
             昨年取り残した里芋が残っており、そこからも発芽をしており、むしろこちらの方が、発育はいいようであり、1畝分になり
             ました。昨年収穫した里芋で10ヶ程種芋として残した物も丁度1畝分の量であり、合わせて2畝となりました。

              順調に育っておりましたが、7月末から8月お盆までは、高温続きで、雨もまったく降らず、育っていた里芋の葉は、外周
             から枯れてきてしまいました。水道水をポリタンクに入れ、追い水をしてみましたが、雨の力には追いつかない状況が、し
             ばらく続いていました。それでも完全に枯れる事はなかったようです。

              さつまいもは、昨年は、鳴門金時芋のつるを購入出来ましたが、今年は、あまりに玉ねぎの生育が悪く、少し遅めに収穫
             した関係で、鳴門金時芋のつるの時期を逃し、千葉産の金時芋のつるしか購入出来ませんでした。ややお値段は、安くな
             りましたが・・。鳴門金時の苗は、1本 100円前後。千葉産は、その8掛けでありました。

              その後の生育は、順調でしたが、あまりにさつもいもの畝の草が育ち、本来はつる返しは1回ですが、3畝分の2畝は、2度
             しました。もう1畝は、畑の一番下の短い畝を新たに造り、そこに残ったさつまいものつるを挿しておきました。こちらは、それ
             ほど雑草も茂らず、そのままにしておきました。これが、幸いしました。高温と日照り続きで、つる返しを2度した方は、日の光
             が、地面まで届き、土が乾燥し、日中は、さつもいもの葉は、ぐったり萎れていました。枯れはしませんでしたが・・・。
              
              ねぎ苗が、農協で安く手に入り、残っている畝に植えました。余った苗は、我が家の庭先の畑に植えました。庭先のねぎは、
             夏までには、お好み焼きの材料として、ねぎ焼きにと使われ、すっかり無くなりました。借りた畑のねぎもちょくちょく行った折
             に収穫し、私の胃袋にねぎ焼きとして収まっています。             
           
           3.秋の収穫
              10月中旬になりさつまいもを収穫しました。夏の日照り続きで良くないだろうと試しに1株掘ってみました。スコップで、おもむろに
             周囲から掘っていきますと大きな塊が目に留まりました。昨年と同様な大きないもでした。全体を掘り上げると、直径が15cm
             位の大きな芋 2ヶ、やや小ぶりの芋 4ヶ、食せ無いような細い芋 2ヶが、一つの蔓にぶら下がって付いておりました。
              収穫した物を入れる箱を持参しませんでしたので、お隣の畠の方の使用済みのずた袋を借りて家に持ち帰りました。
              大きな芋を見て、かみさん、「もっと小さい芋でいいからたくさん作って!」と調理し難さに一声。大きい芋の方が、でんぷん量
             が多いからいいのにと私。大きな芋になるようわざわざ垂直に蔓を植えているのに・・・。トホホであります。

              二日後残りの畝の芋堀りをしました。同様な芋のオンパレード。3畝分全て掘り出し、蔓は、北側の土手に干しておきました。
              家に持ち帰りましたが、重いこと重いこと。泥の付いた芋を庭先で洗い、玄関前に干しておきました。くたびれた〜〜。

              更に1週間後、里芋の掘り出し。かみさんからは、「中秋の名月に掘らんの」と言われていたが、まだ大きくなると思い掘らずに
             いた。さつまいもを掘り出した事で、いいかなと思い掘り出しました。昨年より1畝分多く作りましたので、かなりの量となりました。
              大きな里芋は、来年用に持ち帰らず、畝の端に埋めて置きました。十数個位であります。

              畝があきましたので、10月下旬からは、次の作物用に備中鍬で、掘り起こし、鶏糞・落ち葉等を鋤きこんで、再度耕しました。
             何せ5畝ありますから、ほとんど1週間かかりました。休み休みの作業ですから、はかどりません。夏では有りませんからそれ程
             汗は出ませんでしたが、やはり腰にきました。湿布薬のお世話に今年もなりました。

              11月の上旬には、夏を越したいちご苗を作ったばかりの畝へ移植。3畝になりました。来年の5月頃には、またイチゴが食せそ
             う。

              移し替えると、今度は、今までのイチゴ畝を掘り起こし、肥料・落ち葉を入れて耕し、石灰を表面に散布して1週間放置。
              先に耕した畝には、そらまめを直播。少し深くいれましたので、5粒中3粒しか発芽しなかった。もう一度、発芽しなかった所へ
             2粒再度撒きました。まだ発芽しておりません。だめかも知れません。

              もう2畝には、たまねぎを植えましたが、苗が小さいようで、うまく活着するか・・・。雨もなかなか降らないので、水遣りに通う日々
             が続きました。

              幅の広い元イチゴがあった畝には、家の長ねぎ苗を10数本掘り出し、定職。半分には、家の庭先で栽培している聖護院大根の
             種を直播しました。普通は3〜4日目には発芽しますが、少し種まきが遅かった為発芽は遅れましたが、11月16日には、発芽し
             ました。(この畝に、サツマイモの蔓を燃やして出来た灰を入れて再度耕し、その後大根の種を撒きました。)

              既に長ねぎを掘り出した畝は、そのまま放置してあり、さつまいもの蔓に隠れていましたが、さつまいもを掘り出すと出てきました。
             遅まきながら、耕し、肥料を入れ、蔓がかれましたので、風の無い日に、畠で燃やし、草木灰にして、熱いままに長ねぎの半分に入れ
             残りは、とうとう今年、使用しなかった畝に入れて耕しました。
              残った畝には、1週間後、わけぎの球根・家の畠で直播したかぶの苗を混み合っていましたので、移植しました。あまり根の部分を
             食す野菜類は、直播後移植しない方がいいとは聞いていますが、混み合っていたので間引きしながら抜いて、畑に移しました。家の
             かぶと移植したかぶでは、葉の成長度合いは、格段に違いが出ております。勿論直播の方が、成長は格段にいいです。(11月21日
             現在)
              後は、いちご・玉ねぎ畝には、1月までひと月に1回肥料を追肥します。そして、草掻きが、これからの日課。12月末には、いちご
             たまねぎ畝に、農協で貰ってきた籾殻を寒さ除けに表面に敷き詰める作業があります。この籾殻は、来年用のその畝の肥料にもなりま
             す。

            4.我が家の菜園
               <夏野菜>
                例年通りのきゅうり・大玉トマトの定職・収穫及び昨年植えたそらまめの収穫。そして、普通の枝豆の収穫。そして、今年枝豆の
               王様 丹波笹山の黒豆を栽培しましたが、種まき時期を勘違いして本当は、6月中旬頃であるのに5月上旬と1ヶ月余早く撒いた
               為、成長が早く、花が付く頃に、まったく雨が降らず、花芽が成長せず、実がほとんど付かず、失敗してしまいました。

              <冬野菜>
                例年通り、聖護院大根を9月末1畝に直播。そして10月中旬頃もう1畝に直播。併せましてほうれん草・アブラナ・小松菜・かぶ
               の種を直播。それと絹さやの種 2粒ずつ5箇所に撒きました。順調に生育しています。

                部分的に中国野菜のチンゲンサイを5株(定価100円)、焼肉用に巻くと良い葉物 1株(定価120円)を定植。かみさんは、
               イタリアンパセリの苗 1株(定価200円少々)を植えております。
                菜園の端には、わけぎの球根を植えておきましたら、順調に発芽し、生育しております。









 

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