平成26年4月から12月の農業体験としての栽培植物について

            1.はじめに
               おおよそ借りている畑・我が家の庭先の菜園地の育てる物は、一定になってきております。
               平成26年の夏野菜は、庭先の菜園地では、きゅうり・トマト・スイカ。それと鳥が運んできたのでしょ
              うか、とろろ芋(自然薯なのか、長いもなのかのムカゴが芽を出し、いつしか同じ場所から蔓を伸ばし、
              育っております。これで、とろろ芋の生育は、3年になりましょうか。)、今年は、掘り出してみようと思い
              堀り出しました。かなり深く畑土より下までもぐっており、全ては掘り出せませんでしたが、途中折れ4本
              かなり下までの太目の芋 1本合わせて5本収穫できました。既に3回ほどとろろ汁にして食しました。
               自然薯であったのでしょう。やや色は黒さがあり、粘りも強いように感じました。ムカゴは、全て拾って
              ゴミとして棄てました。

            2.借りている畑地について
               夏野菜として育てている物は、長ネギ・なす・さつまいも・里芋・トウモロコシ。トウモロコシは、昨年
              から始めました。隣の隣の畑地の方から余ったトウモロコシの苗を頂いたのがきっかけでした。

               今年は、自ら苗を育て、移植しましたが、昨年とは違って、鳥に食べられたり、虫に食われたり、実
              の付きも悪く、ついに苗を頂いたベテランの方にお聞きしました。どうしたら全面びっしりのトウモロコシ
              が出来るのかと。

               この畑地では、土壌の養分もあり、一本の苗で、1個取るようにしないと、大きな実の付いたトウモロ
              コシが、出来ないとか。また、穂が出てきた頃最上部の花の花粉を、人工授粉しないと全面びっしりの
              物にならないのかも。とお教え頂いた。一面のトウモロコシ畑では、人工授粉しなくても周りの花粉が振
              りかかり実の十分付いたトウモロコシになるようだと。私の栽培するトウモロコシは、苗合わせても30苗
              弱。土質と少ない苗数では、やはり人の手を十分かけてやらないと無理なようです。

               今年は、収穫は、限りなく ゼロ に近い状況かと。来年は、教えて頂いた方法で、再チャレンジします。
               トウモロコシの枝は、枯れるまで畑に放置しておきました。そろそろ抜いて畑を耕そうと行けば、お隣の
              方が、とうもろこしの枝を除けて、機械で耕して下さったようで、きれいに幅広の2畝が出来ていました。感
              謝感謝であります。みれば、トウモロコシの枝は、畝の間を掘り下げ、全て廃棄されて、埋められていまし
              た。次年度のすいか用の肥料となりましょうか。
               冬野菜作りのための元肥入れをして耕し、石灰を撒いて、冬野菜の準備を致しました。

                さて、さつまいもを植えようと思い、家の畑で、サツマイモの種芋を使って苗作りをしましたが、残念な事
               に今年は、一向に苗が出来ず、ついに遅めの苗を春日井市内にある農業屋という苗屋さんにて購入。10
               本分。
                盛期を過ぎていましたので、やや割高の苗一本80円になってしまいました。普通なら一本2〜30円程度
               かと。

               そうそう、今年は夏の始め頃は、雨が少なく、地面も地割れして育ちも悪いようでしたが、後半は、降り
              すぎる位降り、広島県では、大変な被害(死者五十数人以上とか)が出てしまったようです。

               それに反して、畝と畝の間の栽培に使用しない所は、夏草が思いのほかしっかり生育し、その雑草刈り
              に、夏の間中時間を取られました。一度に全ての夏草取りをすると持病の腰痛が悪化しそうなので、こま
              めに取っていました。

               やはり、腰痛がやや悪化しましたので、湿布薬のお世話になりました。お陰で8月下旬頃は、少し楽にな
              っています。

                主に夏草取りをした畝間は、さつまいもの畝であります。定植後1ヶ月頃蔓返しをしつつ、夏草取り。
                2回目は、更に1ヶ月経った頃、伸びた蔓をどかしながらの畝と畝間の雑草むしり。三ヶ所程有り、雨が
               なかなか降らないので、土は固くしまり、根っこから手でとり難く、草かき備中を使って根まで掘り取り、土
               を払いながら取りましたので、早朝・夕方の2回でやっと一ヶ所やり切れました。計3日かかりました。
 
                暑い夏の盛り、家に帰ってシャワーを浴びますが、下着は、絞ると汗がしたたり落ちる位でした。疲れま
               した。お陰で体重は、それなりに食べていましたが、順調に減っていき、一夏で、約3Kg強体重は、落ちま
               したが、体の変調は特に無く、よく動けていました。

                さつまいもの蔓苗を地面に挿す方法は、三通り。垂直植え・斜め植え・船底植えとか。小さめの芋を多く
               収穫するには、船底植え。大きめの芋にして数個と少量生産なら、垂直植えとか。焼き芋用の粒の揃った
               中程度の芋にするなら斜め植え。私は、少量でも大きめのさつまいもの方が良いので垂直植えにしました。

                でも、遅めに定植しましたが、収穫は思った以上で、一本の苗に5〜6ヶ 大きなさつまいもが取れました。
               金時芋を蒸かしましたら、思った以上に甘かった。やはり大きめの芋の方が、でんぷんの入っている量が多
               いのかも。

                蔓は、天日に晒し、十分に乾燥したら畑の底に入れて肥料として使用。

                さて、今年はじめて作る種芋の里芋(白系)あとで赤系の方が良かったかもと思いました。茎を食す事が
               出来るのは赤系とか。茎を干した物を”いもがら”と言うそうな。2畝分 計種芋 10ヶ。農協で購入。やや
               遅めであったのでしょう。かなり安く購入できました。収穫は、10月下旬。台風が連続して上陸しそうでした
               ので、少し早かったかも知れませんが・・。それなりの収穫がありました。 

            ・ 平成26年の冬野菜類について
               長ねぎの畝は、わけぎ苗を定植。長ねぎは、庭先の畑に移植。かみさんが、利用し易いようにしました。
               なす畝は、晩生の玉葱苗を100本定植。
               さつまいもの2畝へは、聖護院大根の種を蒔きました。(10月末頃 種まき)
               とうもろこしの2畝は、隣のいちご畝で育った苗を移植して定植。イチゴ畝は、掘り起こして、再度イチゴ苗
              を再度定植しました。来年は、いちごは、3畝となりたくさん取れそうです。

               残り2畝は、玉葱(早生 80本)が1畝、残りは、聖護院大根を育てています。大根は、9月早々に種を蒔き、
              早く収穫出来るようにとしましたが、暑いさなかであり、地面の蒸発を防ごうと、近くの土手に育てているたらの
              芽を取る、トゲ無したらの木の葉を利用して地面に被せましたが、それがいけなかったようで、やや害虫が付
              いてきてしまったようで、発芽した大根の葉をしっかり食してしまい、両端を除いて全滅してしまいました。
               仕方が無いので、後日(11月初旬)、再度の種まきをして育てています。 

               こうした畝は、夏野菜類の収穫後耕し、肥料を入れ、石灰を撒く作業が、9月〜10月末まで順次出てきて、
             暑いさなかの作業となり疲れました。イチゴ2畝は、隣の隣の方が、再度の耕す作業を見かねられたのでしょう、
             11月初旬頃自分の作業を途中で止めて、わざわざ耕運機を私の所まで運んできて耕して頂きました。感謝感
             謝。やはり機械の力はすごい。あっという間に耕す作業は、終わりました。





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